温冷浴もあべこべ? | あべこべ体操

あべこべ体操

「あべこべ体操」とは、身体の一部分をあべこべに
動かすと言うフェルデンクライス・メソッド(※)
の特徴的な動きに、その他の体操や健康法を加えて
アレンジした体操です。
気軽に楽しみながら身体の歪みを取り、柔軟性を増
し、肩コリや腰痛を緩和します。

今日から、温冷浴復活です!

本当は暑い夏に再開すれば良かったのですが…
水を浴びる時が一苦労です


以前は結構続けていました。

シャワーでも出来ますし、浴槽を使う時は、冷水のシャワーを
浴びるのと、浴槽に浸かるのの繰り返しです。

冷水から始めるのが本式ですが、今日はその勇気がなく、
温水から始めました


冷水を浴びるときは、勇気がいります


気合いを入れて、冷水を浴びるとシャキッと頭が冴え

身体も元気になります


冷・温・冷・温・冷・温・冷、各1分ずつ計7回。

冷(交感神経)と温(副交感神経)のあべこべの
繰り返しで自律神経のバランスが取れます


改めて、あべこべの考え方と同じだと思いました



この温冷浴は元々、戦後一世を風靡した西式健康法の中の
皮膚を鍛える方法です。


西式健康法は、吉田内閣に、日本国民の健康法として
取り上げられる寸前まで行きましたが、何かの妨害?
が入り、時期尚早と言う事でポシャりました。

現在は、知る人ぞ知るという健康法になっていますが、
西勝造氏(西式健康法創始者)の意を受け継いで、
治療に活用されたのが小食健康法の故甲田光雄ドクターです。

残念ながら、後継者はいませんが、その精神や考え方が、
最近、至る所で散見されます。

ローフード、デトックス、1日1食、不食の勧め、温冷浴の勧め、
金魚体操、断食…

西式健康法は、一言で言うと「入れる事よりも出す事」
を重視する健康法です。


人類は誕生以来、飢えと戦って来ました。
それが遺伝子に刻み込まれたせいなのか、私も含めて殆どの
人は、お昼だから食べなきゃとか、何としても腹一杯食べたい
という執着に囚われています。

栄養学も、栄養を入れる方ばかりに偏っている気がします。
実際、現代病のほとんどは、食べ過ぎによる病気なんですがね?

食べない(断食)~食べる
出す(排泄)~入れる(食事)
冷やす(冷水)温める(温水)

動きも
力を入れる~抜く、右~左、前~後のバランスが
良い動きを作り、バランスの取れた身体を作ります。

全て正反対の物、即ちあべこべのバランスですね!

温冷浴の効果は、

1. 風邪が引きにくくなる

2. アレルギー体質の改善

3. 脳幹が鍛えられる

4. 体温調節機能の正常化

5. 気合いが入る

これから冬にかけて、いつも風邪を引きやすい方、
温冷浴に挑戦してみては如何でしょう?

いきなり、水を浴びるのは出来ないと言う人は、
お風呂から出る時に、手足に水をかける事から始めて下さい。
これだけでも結構効果ありです


DVD付き きれいになれる あべこべ体操/WAVE出版
¥1,470
Amazon.co.jp
あべこべ[1分間]体操 肩コリ・腰痛・首コリがスッキリ解消!/大和出版
¥1,365
Amazon.co.jp
DVDつき あべこべ体操 決定版―首や肩、腰の疲れがあっという間に解消! (主婦の友生活シリーズ)/主婦の友社
¥1,000
Amazon.co.jp