哀れなるものたち | お一人様Entertainment

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これよりも前に観た作品があるけど、

 

ずっと気になっていたこちらが金曜に公開したので早速観てきました。

 

ということでこちらからアップ。

 

エマ・ストーン主演のこちら。

 

 

哀れなるものたち

 

 

 

こちら、初めて予告を観た時に衝撃を受けた作品。

 

エマ・ストーンh好きな女優さんでもあるので、予備知識なしで鑑賞してきました。

 

 

ストーリーは~

 

若い女性ベラ(エマ・ストーン)は自ら命を絶つが、天才外科医ゴッドウィン・バクスター(ウィレム・デフォー)によって胎児の脳を移植され、奇跡的に生き返る。「世界を自分の目で見たい」という思いに突き動かされた彼女は、放蕩(ほうとう)者の弁護士ダンカン(マーク・ラファロ)に誘われて大陸横断の旅に出る。大人の体でありながら、新生児の目線で物事を見つめるベラは、貪欲に多くのことを学んでいく中で平等や自由を知り、時代の偏見から解放され成長していく。

 

 

監督が『ロブスター』のヨルゴス・ランティモスだったんで、一筋縄では行かないストーリーになるのは分かっていたけど、個人的にはすごく楽しめた作品。

 

フランケンシュタインの世界観みたいになるのかと思ったけど、予想の斜め上を行く作品でした。

 

一度は死んだものの、胎児の脳を移植し蘇生し、無知の状態から徐々に成長していくベラの姿を観ているのは面白かったし、

 

いつの時代かよく分からないゴシックな世界観も寓話っぽくて良い感じ。

 

本能のままに生きていた前半と、徐々に人として成長していく後半、堕ちるところまで堕ちても悲壮感がなく、自分の人生を切り開いて行く姿がすごくかっこいいビックリマーク

 

特に彼女と一緒に旅に出るマーク・ラファロ演じるダンカンがクズ過ぎるくらいにクズだったんで、マッドサイエンティストのゴッドも、彼の助手のマックスもまともな人間に見えてしまうというのもある意味すごい。

 

そんなダンカンを振り回すベラが痛快だったし、『バービー』が』女性の社会進出的というか、多様性とか無理くりそっち系にもっていこうとしてたけど、

 

女性が人生を切り開いていくという姿はこっちの方がずっと印象的でした。

 

特にラストは爽快だったしね。

 

因みにR18。

 

何でだろうと思ったけど、エマ・ストーンの脱ぎっぷりがすごかった。

 

それを抜きにしても素晴らしい演技だったし、他の女優賞にノミネートされてる作品を観てないけど、オスカー獲れると思う。

 

 

好き嫌いあると思うけど私はおススメです。