数日間放置をしてしまいました。
2024年、コロナが5類に移行されて、初のお正月。
自粛していた元旦映画鑑賞を解禁しました。
まずはこちら。
ヴィム・ヴェンダース監督作品で役所広司さん主演の…
『PERFECT DAYS』
ヴィム・ヴェンダースが東京を舞台の作品を撮り、役所さんがカンヌの男優賞を受賞したということで、公開前から気になってた作品。
年末に観ようか迷ったけど、佐野での上映なので、お正月に観に行こうと寝かしておいた作品でもあります。
ストーリーは~
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山(役所広司)は、変化に乏しいながらも充実した日々を送っていた。同じような日々を繰り返すだけのように見えるものの、彼にとっては毎日が新鮮で小さな喜びに満ちている。古本の文庫を読むことと、フィルムカメラで木々を撮影するのが趣味の平山は、いつも小さなカメラを持ち歩いていた。
東京トイレスポット巡り。
時々TVとかでも放送されるスタイリッシュなトイレが多く出てきました
そんなトイレの清掃員である平山の日常を描いただけで、特に事件や重大な出来事が起こる訳でもなく、淡々と平山の日常を描いているだけ。
雨の日も晴れの日も淡々と自身の仕事をこなしていく姿は現代版雨ニモ負ケズといったところであり、
物語自体も同じ日々の繰り返し。
前半は主人公の台詞もほとんどないし、風呂なしの古びたアパート、フィルム四季のカメラ、車にはカセットテープと一人だけ一昔前に生きている雰囲気だけど、どうしても魅入ってしまう。
大したことは起きないので、これで終わりという感じもあったけど、観た直後よりも後々からじんわり来る作品でした。
本当に静かな作品なので観る人を選ぶ作品でもあるけれど、予備知識なしで観て感じることをおススメします。