これを観に行ったのは『ウィッシュ』と『ウォンカ』を観るよりも前、
アップが遅くなりましたが、観に行ったのでアップ。
リドリー・スコット監督の最新作
『ナポレオン』
コルシカ島出身の軍人から皇帝にまで上り詰めた男、
それをリドリー・スコットが映画化するということで興味しかないということで観てきました。
ストーリーは~
1789年、自由と平等を求めた市民らによってフランス革命が起こり、絶対王政が崩壊する。フランス国内が大きく揺れ動く中、軍人ナポレオン(ホアキン・フェニックス)は目覚ましい活躍を見せ、皇帝へと上り詰めていくが、妻のジョゼフィーヌ(ヴァネッサ・カービー)との関係はもつれたままだった。その一方でナポレオンは軍を率いて次々と戦争を繰り返し、ヨーロッパ大陸を手中に収めていく。
思ってた話と全然違う。
マリー・アントワネットの断頭台シーンからオープニングが始まり、若かりし頃のナポレオンの話から本題が始まる訳ですが、
まずナポレオンと言う人物の半生ということで、全てを描き切れないのは仕方ないけど、
一つ一つの戦いが年表と共にダイジェストみたいな感じで、足早に進んでいくので、
そのスピード感に置いてきぼり状態(笑)
最初の奥さんとは子供が出来ずに離婚したってエピソードは知ってたのですが、
戦いの合間に別の意味で生々しい性生活とか、そんなのどうでもいいよってシーンの連続で、話自体もどうでもいいという感じでした。
ぶっちゃけ大河ドラマを見せ場のシーンとどうでもいいシーンを半々くらいにした2時間ダイジェストというのが一番あってるかな
遠い日本にいるからフランスの皇帝だし、ちょっと偉大なイメージがあったけど、
当時の戦勝国のイギリスの監督が敗戦国の皇帝の話を描くとこうなるのかというか、
フランス人から見るとこの映画はどう映るのかということが別の意味で気になりました(笑)
戦闘シーンとか、迫力あったんだけどね…
残念
今年もあと少し、ここ最近良作に巡り会えないな…
あと1本か、できれば2本観に行きたいな