アップが遅くなっちゃった
8日の映画鑑賞はこちら。
奈良騒音傷害事件が元ネタになった作品。
騒音おばさん。
事件がメディアに流れてた頃はそんなにテレビを観てなかったんで、
逮捕された事実とインパクトある映像のイメージしかなかった。
そんな事件が元ネタと言うだけじゃ観に行こうとは思わなかったけど、
意外と評価が高かったんで観に行くことにしました。
ストーリーは~
母親として日々家事をこなし、小説家としても活動する吉岡真紀は、スランプに陥っていた。あるとき彼女は、隣人の若田美和子から嫌がらせを受けるようになる。真紀は美和子がわざと立てる騒音などでストレスがたまり、執筆が進まず家族ともぶつかってしまう。真紀は状況を変えようと、美和子と彼女からの嫌がらせを題材にした小説を書き始める。
これ、すごく面白くて最後まで飽きずに観ることが出来ました。
引っ越し先の隣人による早朝の騒音。
第一印象がよろしくなければ、色眼鏡をかけて見てしまう心理状態をうまく表現してて、こっちも最初は真紀目線で観てたものだから、
お隣の若田さんがちょっと変な人というイメージで観てしまってた。
その後視点が変わってストーリが進行していくと、正直若田さん目線に切り替わっての鑑賞になってしまいました(笑)
若田さん。
本当に第一印象はよろしくなかったけど、
バックグラウンドが分かるにつれて本当に懸命に生きてきた人ということが分かる。
自分は間違ったことをしていない。正しいというようなセリフが何度も出てくるけど。
確かに彼女は綺麗事じゃなく正論を言っている。
そんな正論がまかり通らずないこの世の中の世知辛さを感じてしまいました。
ネット社会とご近所トラブル。
どこにでもありそうな話だけど、この作品を観て、奈良騒音傷害事件をググったら、メディアというのは恐ろしいと思いました。