2018年の最後の記事になります
毎年年末は都内で映画納めをしてますが、昨年は舞台を観に行きました。
『サムシング・ロッテン! 』
この作品、昨年夏に観に行った劇団☆新感線に行った際にもらったチラシで気になった作品。
ブロードウェイのミュージカルでもあるんだけど、
福田雄一監督が演出ということで、行きたいという気持ちはすごく強いまま、
チケットを取り忘れてて、
チケット購入したのも公演の2週間前くらい。
だったんだけど…
通常料金でパンフレット付きのチケットを発見し、道連れになる友もゲットし、観に行きました。
席もサイドだけど、前の方で良席
会場では、ポスター用の衣装も展示され、上演前から期待度が上がっていきました。
ストーリーは~
ルネサンス時代のイギリス。
売れない劇作家であるニック(中川晃教)は
弟のナイジェル(平方元基)と共に自身の劇団を運営していた。
時代の寵児であり、スーパースターの劇作家シェイクスピア(西川貴教)に
ニックは対抗心をむき出しにするが、
劇団運営に行き詰まり、妻ビー(瀬奈じゅん)の目を盗んで
予言者ノストラダムス(橋本さとし)のもとを訪ねる。
そして、彼のお告げに従い、
世界初の歌って踊る「ミュージカル」を書こうと決意するのであった。
ルネサンス、シェイクスピアが実在した時代のイギリスを舞台に繰り広げられるコメディ。
福田監督の演出だけあって、アドリブも多いし、楽しい舞台でした。
ノストラダムスの予言に従い、描くことにしたのがシェイクスピアの『ハムレット』。
あの名作をシェイクスピアより先に奪ってしまおうという魂胆で進む後半は、
ある意味玉子が先か、鶏が先かの状態。
売れない劇作家と人気者のシェイクスピアという対比も良かったけど、
アドリブも楽しい
橋本さとしさんがネタにしたのが、たまたま夏に観に行ってた『メタル・マクベス』ネタだったり、
ナレーターしてるプロフェッショナルを名前やってくれたり、西川さんの消臭力も聞けた。
宝塚出身の瀬名さんの歌声は素晴らしかったし、”三橋母”みたいな雰囲気も醸し出してたりと、
本当に楽しかった。
舞台好きなら頷きたくなる小ネタ満載の舞台でした。
また上演があったら観に行きたい