明日から3月
しかも最高気温20℃になるらしい
暑かったり寒かったり、体調おかしくなりそうだわ…
さてさて、先日、午前十時の映画祭で気になってたこちらを観てきました。
1987年の西ドイツ映画。
『バグダッド・カフェ』
この作品、今まで見たことはないけど名前は知ってた。
良いという話は聞いたことあったんで気になってたんだよね。
DVD借りようと思ったこともあったけど、上映るのを知ってから楽しみにしてました。
ストーリーは~
ローゼンハイムからの旅行者ジャスミンは、アメリカ旅行中に夫と喧嘩をし車を降りてしまう。彼女は重いトランクを提げて歩き続け、モハーヴェ砂漠の中にあるさびれたモーテル兼カフェ兼ガソリンスタンド「バグダッド・カフェ」にやっとの思いでたどり着く。いつも不機嫌な女主人のブレンダ他、変わり者ばかりが集う「バグダッド・カフェ」。いつも気だるいムードが漂う中、ジャスミンが現れてから皆の心は癒されはじめる。あの不機嫌なブレンダさえも。そして二人はいつしか離れがたい思いに結ばれていくのだが……。
何で今まで凝れ観なかったんだろう
そう思わせてくれるくらいに大好きな作品でした。
しかもバグダッドカフェ、存在してるらしい
行ってみたい~о(ж>▽<)y ☆
砂漠で夫婦喧嘩をして車を飛び出したジャスミンがたどり着いたのはバグダッドカフェと呼ばれるカフェ兼モーテル。
そのカフェのオーナーのブレンダは常に夫と子供たちと暮らしてるけど、常に不機嫌で喧嘩の末に夫を追い出し、実は後悔しててもそれを人前で出すこともできない。
ジャスミンがバグダッドカフェに辿り着いたときにも、砂漠を一人歩いてやってきたジャスミンを胡散臭く感じ、認めることもできない。
そんな感じの前半なんで、なんでこの人こんなに機嫌が悪いんだろうとこっちまでいら立ってきちゃうけど、
出て行ってからもブレンダが心配で遠くから見守る夫のサル、
ジャスミンが滞在してから、このカフェで生活している面々にも徐々に変化が現れ、
徐々に前に向かって進みだす感じがすごくいい
そして、砂漠にある寂れたカフェであるにも関わらず、
この居ついてしまっている、ハリウッド出身のルーディや彫士のデビー、
ヒッチハイクでふらりとやってきたエリック、
みな境遇は違えど、自然とここに居ついて家族のようになっていく感じがとても大好きでした。
砂漠の寂れたカフェでの人間模様と、そこから始まる小さな幸せ。
何か大事件が起こるとか、そんな話でもないけど、
終盤、訪れた人たちの笑顔を見てるとこっちまで幸せになりそうな。
そんなほっこりした気分を味わせてくれるような作品でした。
おススメです。