往年の名作を上映する午前十時の映画祭。
毎年何かしらは鑑賞してるけど、今期は初の鑑賞でした。
鑑賞したのは…
アニー・ホール
ウディ・アレン監督作品。
大好きなウディ・アレンだけど、昔は苦手だった。
好きになったのはここ十数年位の話なんで、約40年前の今作は未見。
せっかくアレン作品がシネコンの大スクリーンで上映されるんで、観に行かない手はない
楽しみにしてた鑑賞でもありました。
ストーリーは~
NYを舞台に、都会に生きる男女の恋と別れをペーソスと笑いで綴ったラブ・ストーリー。うだつの上がらないスタンダップ・コメディアン、アルビーは、知り合った美女アニーと意気投合して同棲生活を始めるが、うまくいくのは最初だけ。次第に相手のイヤなところが気になり出した二人の間には見えない溝ができ上がっていた。そしてアニーの前に現れた人気歌手のカリフォルニアへの誘いが二人の仲にピリオドを打つ決定的なものとなった……。
当たり前だけどウディが若い
そしてダイアン・キートンも若い
でもってアレン節炸裂
そんな感じの作品。
皮肉屋でユダヤ人コンプレックス気味のアルビーと、恋人のアニー。
彼らの出会いと別れを描いてる作品なんだけど、
アレンっぽさは全体に出ているんだけど、
なんかアルビーのネガティブ思考についていけずに撃沈
そのアルビーの言動によく付き合ってられたよなと、アニーを尊敬(笑)
ま、アニーにも欠点はあるけど、
あのアルビーについていけるということで、あまり目立たず(笑)
近年のウディ作品にある甘くてちょっと皮肉めいてるロマンチックなコメディ。
皮肉めいてる部分は変わらず、甘い部分を皮肉に変換し、皮肉が増大した。
そんな感じの作品でした。
アニーのファッションはすごくかっこよかったけどね
40年前の作品のファッション、今観ても素敵に思えるのはすごい
現在のウディ作品…
おじいちゃんになって丸くなったと解釈しておこう(笑)
現在、地元では『ペーパー・ムーン』が上映中。
これもまだ観ていない名作だし、
期間中に鑑賞しましょう