料理の際、電子レンジは
あったほうが有利な調理器。
ボタン1つで、レンジでチンして
野菜の下ごしらえも解凍も調理もできてしまう。
ここで、電子レンジを扱う際の、
㋐
電子レンジで“加熱していい”食べ物
㋑
『電子レンジで加熱した後、
食べたら認知症になるかも』
㋒
電子レンジでの加熱するとき
気を付けたい食べ物
それぞれを挙げると、
㋐
電子レンジで“加熱していい”食べ物
● 葉物野菜
(ブロッコリー、カリフラワー、ほうれん草 etc.)
ゆでたら、
水溶性ビタミンが流れ出てしまうため、
電子レンジでの加熱が好ましい例もある。
㋑
『電子レンジで加熱した後、
食べたら認知症になるかも』
という料理について
《電子レンジで温める仕組み》
電子レンジは、電磁波の『マイクロ波』を用いて
短時間で高温加熱する。
食品内部の水分を細かく振動させることで、
摩擦熱が生まれて、
熱が広がることで、食品の温度が明かる
という仕組み。
電子レンジによる加熱で、
“タンパク質”と “糖”が 過熱されて
AGE〈終末糖化産物〉が生成される。
老化を進める原因物質ともいわれる。
脂質の酸化を進めてしまう。
そんなおそれを持つ料理は、
大まかには、この5種類。
● フライドポテト :
トランス脂肪酸が多く含まれてて
再加熱すると、AGEが増加してしまう。
● パンケーキ :
小麦粉を練って、砂糖を加えて焼くから、
焦げ目をつける食べ物には、
AGEが発生しやすい。
● 油で炒めた総菜 :
(カレー、シチュー、ひじき、切り干し大根 etc.)
● 肉類(からあげ含む) :
調味料が、肉(たんぱく質)と衣に結びついて
AGEを増やす。
● 魚介類
(てんぷら、干物、フライ、みそ煮、照り焼き、
かば焼き etc.) :
とくに、揚げ物の温め直しでは、
揚げ物をするときと、電子レンジ加熱
と、2回にわたって
食品のAGEを増やすことにつながってしまう。
そういった懸念がされる
上記に挙げた食べ物を、また温めたいなら
・鍋ごと火にかける
か、
お惣菜や 揚げ物なら、
・フッ素樹皮加工のフライパンに
クッキングシートを敷いて、上に乗せて
弱火で温めるといいかもしれない。
㋒
電子レンジで加熱するとき
気を付けたい食べ物
・ 肉まん
・(電子レンジに対応していない)レトルトパック
・ 殻付きの卵、ゆで卵
・ 膜のある食品(ソーセージ、明太子 etc.)
・ 牛乳
こんなとこに気を付けたい。
↓
● 肉まん :
肉まん自体は、電子レンジで加熱できるけど、
加熱して5分ほど経つと、
みるみるうちに白い煙が立ってしまう。
こうして、
電子レンジで加熱しすぎると炭化して、
発火するおそれあり。
(電子レンジに対応しないほうの)
レトルトパックも、注意が必要。
● 殻付きの卵、ゆで卵 :
黄身が破裂してしまうから、
電子レンジで加熱するのはダメ。
使う場合は、
必ず割って、溶きほぐしてからにする。
● 膜のある食品(ソーセージ、明太子 etc.) :
圧力がかかって破裂してしまうおそれあり。
電子レンジで加熱する場合は、
『切れ目を入れてから』加熱する。
● 牛乳 :
「牛乳」を温める際も注意が必要。
突然沸騰してしまうかもしれないため、
牛乳を加熱する際は、よくかき混ぜてから、
少しずつ様子を見ながら加熱してする。
電子レンジの
利点と欠点 を理解しながら、
健康と 食べ物の扱い方に
気を付けたいです。