災害(大地震など)発生時のリスクを
最小限に抑える“方法”と“対策”について
以下の項目で挙げると、
Ⓐ こんな間取りは危険!
Ⓑ (災害を考えたときの)家具の理想的な配置
それぞれの注意点はというと、
Ⓐ こんな間取りは危険!
× : 『台所のシンクや コンロの後ろに』食器棚
× : 『台所の出口近くに』冷蔵庫
× : 『廊下に』本棚
× : 『リビングの出入り口上に』時計か壁掛け
× : テレビが固定されてない
× : 『階段に』本や子供のおもちゃなど
× : 『寝室の入り口近くに』たんす
× : タンスが、
ベッドに覆いかぶさるかもしれない位置
× : 『ベッドの頭上に』エアコン
× : 『窓際に』寝床
Ⓑ (災害を考えたときの)
家具の理想的な配置
どの部分も、
退避銅線上に物を置かないよう気を付けたい。
㋐ 寝室
㋑ 台所
㋒ リビング
㋐~㋒それぞれ気を付けたい点は、
㋐ 寝室
* 家具などは
ベッド(ふとん)と“川の字”になるよう
できるだけ平行に置く。
* 本棚や タンスなんかは、
寝たときに頭側となる壁に接して、
倒れたときベッドと平行に“川の字”になるように
設置して固定する。
* 窓は、頭側にならないようにする。
* エアコンの位置にも要注意!
大地震の場合、エアコンが落下する危険性もある。
頭に当たったら致命傷になりうる。
エアコンの位置が頭上にならないように、
寝具の配置を考えたい。
㋑ 台所
出入り口の近くに、冷蔵庫や 食器棚を 置かない。
冷蔵庫は、台所のいちばん奥のほう、
流しの横のカドに設置する。
とくに、
シンクや コンロに 立つ時間が長いから
その背後となる位置には、
倒れてくるおそれのある食器棚などは
置かないようにする。
火と同じように危険なのは、
《炊事中なら》
・包丁
・食器、調理器具
・固定されてない冷蔵庫、電子レンジ
・煮炊き中の鍋 etc.
もし、
カップボードを設置する場合には、
キャスター4個付きの物なら、ストッパーを
対角2点止め( = 対角線上の2点のみをロック)
にする。
ちなみに、
・キャスターのストッパー;単品
㋒ リビング
『出入口』と『掃き出し窓(大きい窓)』の
“動線”をふさがない。
* テレビ台や棚など :
壁側に設置して、
出入り口を極力ふさぐことのない配置にする。
* 時計や コルクボード :
出入り口から 遠いほうの壁に設置する。
自分の家について
耐震化を意識したいですね。