カセットコンロによる事故が相次ぐ。
カセットコンロやカセットボンベは
使い方を間違えると、
家やパーティーでの楽しい時間が
事故現場に変わってしまうかもしれない。
こんな以下の注意点に、用心したい。
《準備するとき》
㋐ カセットボンベの装着
㋑ 五徳の設置
㋒
× : 経年劣化したカセットコンロ
㋓
× : カセットボンベを
最後まで使い切らずに廃棄する
《いざ使うとき》
㋔
× : 大きな調理器具をのせる
㋕
× : 2台以上並べて使う
㋖
× :
魚焼きグリルの排気口の上や
電気コンロの上で
カセットコンロを使う
《そのほか》
㋗
× : (外で)墨の火おこしに使う
それぞれ気をつけたい点は、
《準備するとき》
〔以下 ㋐~㋓〕
㋐ カセットボンベの装着
“切り欠き”という部分
(カセットボンベの、口の隙間が空いた部分)
を上にして、本体に水平に差し込む。
その部分を下にしたり、
斜めにずれたりすると、
本来は気体で出るはずのガスが
液体のまま出て爆発するおそれ。
㋑ 五徳の設置
五徳(お鍋を設置する“受け皿の部分”)を
裏返しに設置したり、外して使ったりすると、
カセットボンベに熱がこもって爆発するおそれ。
㋒
× : 経年劣化したカセットコンロ
カセットコンロの使用期限は、10年が目安。
経年劣化によって
安全装置が作動しなくなったり、
カセットボンベを 付けたり 外したり
が円滑にできなくなって
事故につながるおそれ。
㋓
× : カセットボンベを
最後まで使い切らずに廃棄する
カセットボンベは、
使用中に『自然に火が消えるまで』使い切る!
残り少なくなったからといって、
安易に缶に穴をあけると、
火花が散って爆発するおそれ。
廃棄の方法は、
市町村によって異なるから、各自で確認したい。
それと、
・(自分が持つ)カセットコンロや ボンベが、
リコール(回収や交換)の対象でないか
っというのも、定期的に確認したい。
《いざ使うとき》
〔以下 ㋔~㋖〕
㋔
× : 大きな調理器具をのせる
カセットボンベのカバーを覆うほど
大きな調理器具に使うと、
ボンベが過熱して、爆発につながるおそれ。
とくに、土鍋は、蓄熱効果が高いから、
『安全装置が作動して火が消えた後も
ガスボンベを熱し続けてしまう』
という点に要注意。
㋕
× : 2台以上並べて使う
多い人数で鉄板焼きなどする場合、
カセットコンロを2台並べて使ってはダメ。
鉄板がのった部分のガスボンベが過熱して
爆発するおそれあり。
㋖
× :
魚焼きグリルの排気口の上や
電気コンロの上で
カセットコンロを使う
熱を発する物の近くでは、
基本的に、カセットコンロを使用してはダメ。
とくに、IH調理器(電気コンロ など)だと、
スイッチを切ったつもりが誤って作動して、
ボンベが過熱して、爆発するおそれ。
《そのほか》
㋗
× : (外で)炭の火おこしに使う
野外とかで、炭の火おこしに
カセットコンロを使ったらダメ。
炭火の熱戦で、カスボンベが爆発して、
爆発や発火のおそれ。
安全に使うよう
しっかりと気をつけたいですね