注文住宅を求める場合
後悔しないように事前に考えたい
こういった内容。
Ⓐ 間取り
〔以下 ㋐~㋔〕
Ⓑ (住宅設備で)不要そうな物
〔以下 ㋕ ㋖〕
Ⓒ 土地の選び方
〔以下 ㋗ ㋘ ㋙〕
それぞれ気を付けたいのは、
Ⓐ 間取り
㋐
『日当たり』や『採光』のほかに、
『風の通り具合』を考えるのも肝心。
昨今の住宅は、
『日当たり』や『採光』を考慮して
“気密性”と“断熱性”が増したため、
逆に、
古い家屋よりも“風の通り”が劣ってしまう。
よどんだ空気や 湿気を 排除して
最低限の『換気』と『風の通り具合』を得るには、
ドアの対角線上に 窓を設けるなどして
風の通り道を考慮したい。
室内に窓が2面(対角でなくても)あるのを
最低条件にして選びたい。
㋑
『生活動線』と『家事動線』を意識しながら
間取りを考える。
* 家事動線
家事(掃除・洗濯・料理 など)をするときの動線。
たとえば、
・水まわり(台所、洗面所、風呂場 など)
・洗濯場から 洗濯物干しまで を結ぶ距離
(ベランダなど)
できるだけ、
一直線かつ 短く動けるほうが より好ましい。
* 生活動線
家族が生活するための動線。
・リビングのテレビ、トイレ、来客の誘導 など
見落とさないように考えたい。
★ 〔『生活動線』『家事動線』両方とも〕
暮らしやすい動線を考えるためには、
・テレビの前を 横切らなくて済むような配置
・“台所”から“食事する場所”までの 歩数を縮める
・洗濯機と、洗濯乾燥機それと“室内物干し”も
近くにまとめる
っというふうに、家族が不満になりにくくて
少しでも効率よく動けるような
『配置』と『間取り』を考えたい。
㋒ 室内の配置
(家電など)配置する面積を考える。
いきなり図面から入らず、
配置の面積が できるだけ余り過ぎないように
大きな家電から順に『何をどう置くか』考えて
サイズを考慮して逆算したい。
そうすると、
コンセントの位置も 自然と決まりやすい。
ちなみに、
コンセントの数は、
多く設けるのが得策みたい。
生活に困らないよう
コンセントの“数”と“位置”も、よく考えたい。
㋓ 防音・遮音
《音の配慮について》
昨今の家は高気密で、音がより響くため、
内壁の 遮音材や 遮音ドア などで
音の配慮をしたい。
音を反射させてしまう断熱材もあって
建材によっては、残響音がすることもある
という点に留意したい。
(じゅうたんで 吸音して 雑音を減らす
という方法も考えられる。)
それと、
“2階が 子ども部屋で、その下に 親の寝室”
という配置では、
上の階(子ども部屋)から、音が響いてしまう
っというのも懸念される。
㋔ とくに後悔したくないのは
* トイレや 脱衣所を 玄関前には設けない。
もし、そこに入ったとき 来客となると、
家の者が 応対の間は、なかなか出られなくなる。
* トイレについては、
2階にも トイレの配置を考える場合、
台所や リビング の上には配置しないこと。
・2階でトイレを流す音が
下の階の 台所や リビングに 聞こえてしまって、
とくに食事中に聞くと不快になる。
それに、
・大きな地震とか起きたら、
配管が 破損してしまうかもしれない
っというのも懸念される。
Ⓑ (住宅設備で)不要そうな物
ここで挙げるのは、
* 天窓
* 壁掛けテレビ
それぞれ何が大変かというと、
㋕
(住宅設備で)不要そうな物:
天窓
見た目がオシャレで、
太陽光を取り入れて明るくできるけど、
屋根に穴をあけるのと同じで、
雨の日は不愉快で、雨漏りにつながりやすくて、
カビの原因にもなってしまう。
それに『固定資産税』も上がってしまうから
実は、好ましくない。
㋖
(住宅設備で)不要そうな物:
壁掛けテレビ
スペースの節約になるうえ、見栄えがするけど、
買い替えや 修理を 考えると、好ましくない。
配線を、壁の中に 通さねばならないし、
据え付け用の金具も、位置が変わるため
そのたびに手間が掛かる。
薄型だと、
スピーカーが 背面についてたりするから、
それも確認したい。
Ⓒ 土地の選び方
㋗ 『擁壁(ようへき)』や『土留め』
土地に高低差が目立つゆえの
『擁壁(ようへき)』や『土留め』を された土地は、
あとで懸念のもとになるかもしれない。
どんな懸念かというと、
・大地震や大雨で、地盤が崩れて家が滑る
など。
そんな土地は、
購入の前に必ず、検討中の住宅メーカーか
一級建築士に相談して、確認したい。
※ 不動産業者に尋ねても、教えてくれない例が多い。
不動産業者は「これが現況です」などと言って
あまり説明もせずに売りたがるけど、
高低差を埋めるために『玉石』が敷かれると
建築不可となって、
家を建てるために土地の整備をする際、
多くの費用が掛かる。
それに
見栄えが良さそうでも、擁壁から草が生えたりして、
一級建築士が「古くて危ない」と判断すれば
建築は不可能になってしまう。
『擁壁』や『土留め』がされた土地について、
“検討中の住宅メーカー”か “一級建築士”に
遠慮せずに確認したい。
㋘
災害を想定すると、『切り土』が望ましい。
・切り土:
山を切って整地した土地。
地盤が固い傾向にあり、地震にも強い。
切り土の反対が『盛り土』で、
昨今は、“盛り土”の土地が、土砂崩れで問題なため
しっかり確認したい。
調べ方は、
・市町村が発表する『切り土マップ』
で、確認ができる。
・その土地の『昔の写真』
も、確認の材料になる。
切り土だからといって、
土地の値段が 跳ね上がるというわけではない。
選ぶ条件のひとつとして留めたい。
㋙
土地を検討する際、
『地域』や『場所』に加えて、
『周辺の道路』『そのほかの点』も考慮したい。
「門の南側が道路だと、他の土地に接しないから、
日当たりがよさそう。」
確かに、
ほかの家や建物が『南側に無ければ』、
日当たりがいいけど、
… 道路に面するため、日当たりが良すぎて
カーテンを 閉めっぱなしでなければならない
ということもあり得る。
これでは、せっかくの長所が生かせない。
そんな条件だけで土地を購入するより、
・まず、どちら側に玄関を置くか
・リビングの配置をどうするか
など、ある程度の間取りを考えてから、
その土地が適するか判断したい。