何らかの副作用が出るという
薬(おもに病院の処方薬)
と
食べもの飲みもの
の組み合わせについて
(気になった事は、
医者か 薬剤師か 管理栄養士に
相談するのが望ましい。
疑問を感じたときに、すぐ聞ける関係者がいれば、
なお好ましい。
お薬の手帳に、(手帳をなるべく1冊にまとめて)、
・服用中に感じた体調の変化、
・併用するサプリかトクホの種類、併用時の調子
などを
自分で書き留めたらわかりやすいかも。)
それぞれの組み合わせで
おそれのある症状とその理由は、
便宜的に番号をつけて列挙すると、
①
×:
薬全般
+
かんきつ類
(グレープフルーツ、文旦、はっさく、
スウィーティ、メロゴールド など)
※ 果肉だけのほか、ジュースもダメ
※ 酸味が強いほど、かんきつ類の効果が、
3~4日間つづくことにも要注意
《起きる症状と、その理由》
柑橘類に含まれる『フラノクマリン』という成分が、
様々な薬の効き目を阻害する。
高血圧の薬(降圧剤、カルシウム拮抗薬 など)では
血圧を下げすぎたり、
高コレステロール血症の薬では、値を下げすぎたり、
最悪の場合は、横紋筋融解症(筋肉の組織が溶ける)、
肝機能障害を引き起こすこともある。
脳卒中の薬、心筋梗塞の薬、鎮静薬、てんかん薬
など、いろんな薬の作用を強めすぎて
副作用を引き起こすおそれもある。
②
×:
抗てんかん薬
気管支拡張薬
強心薬
抗不整脈薬
免疫抑制剤
+
ハーブティー
《起きる症状》
以下の通り
《症状の理由》
薬の代謝が促進されて、
血中濃度が減ってしまうかも。
かといって、
急に摂取をやめると
分解を促進する作用が消えて、
薬の血液中濃度が高くなりすぎることもある。
いずれも、
医師か 薬剤師か 管理栄養士に 相談したい。
③
×:
血糖降下薬全般
+
キノコ類(まいたけ etc.)
《起きる症状》
低血糖
《症状の理由》
きのこ類は、低カロリーで血糖値上昇を抑える。
血糖降下薬と同時に取り入れたら、
薬の作用が加わって、効き目が強まりすぎる。
④
×:
抗凝固剤(血液凝固防止薬)
+
納豆、黄緑色野菜
(青汁、クロレラ、ほうれん草、
小松菜、パセリ、ブロッコリー etc.)
※ この野菜ジュースもダメ
《起きる症状》
薬の効き目が弱くなる
《症状の理由》
血液を凝固させる成分『ワルファリン』は、
納豆と黄緑色野菜が持つ『ビタミンK』の
働きを抑えることで
血をサラサラにする作用が含まれる。
その作用は、『ビタミンK』の摂取量が増えたら
消されてしまう。
⑤
×:
抗凝固剤(血液凝固防止薬)
+
カモミール、ハーブティー
《起きる症状》
薬の強く効きすぎる
《症状の理由》
両方に含まれる『クマリン』または『クマリン誘導体』
に、
血液の凝固を防止する作用が含まれる。
同時に摂取したら、薬の作用が増えすぎる。
⑥
×:
抗凝固剤(血液凝固防止薬)+ にんにく
《起きる症状》
薬の強く効きすぎる
《症状の理由》
ニンニクには、血液をサラサラにする成分が含まれる。
(とりすぎに注意)
⑦
×: 凝固剤 + ごぼう
《起きる症状》
あざ、内出血
《症状の理由》
ごぼうには、血液をサラサラにする栄養素が含まれる。
凝固剤『ワーファリン』『アスピリン』
と同時に摂取することで、
血液が固まりにくくなる。
⑧
×:
抗うつ薬、抗パーキンソン病薬
+
牛乳、チーズ、アボカド、バナナ etc.
《起きる症状》
血圧の異常(血圧が急に上がる など)、
発汗、頭痛、動悸、吐き気
《症状の理由》
こういう食品に含まれる『チラミン』という
栄養素によって、血圧を上昇させる。
抗うつ薬と組み合わせたら、
血圧が急に上がってしまったりする。
⑨
×:
降圧剤(高血圧の治療薬)のうち『ACE阻害薬』
+
カリウムを含む食品
(青汁、赤ワイン、干しぶどう、ひじき、わかめ など)
《起きる症状》
吐き気、不整脈、手足のしびれ
《症状の理由》
ACE阻害薬(降圧剤 など)は
カリウムの排出を抑えるため、
カリウムの多い食品を食べたら、
高カリウム血症を起こしやすくなる。
⑩
×: 降圧剤 + にんにく
《起きる症状》
急な低血糖
《症状の理由》
にんにくは栄養素に降圧作用を持つため、
同時に摂取したら、降圧剤の効き目がが
強くなりすぎてしまう。
⑪
×: 降圧剤 + グレープフルーツ
(柑橘系でも、
オレンジとミカンは問題ない、というけど
気になるなら、質問して確かめたい)
《起きる症状》
めまい、頭痛
《症状の理由》
グレープフルーツの成分『フラノクマリン』が
薬の血中濃度を高めてしまう。
⑫
×: 降圧剤 + ごま
《起きる症状》
血圧が下がりすぎるかも
《症状の理由》
セサミンに、血圧低下の作用を持つ。
⑬
×:
降圧剤
+
植物由来の油〔ココナッツ油、ごま油 など〕
(とりすぎに注意)
《起きる症状》
目まい、意識障害
《症状の理由》
植物由来の油で中性脂肪酸に含まれる
『カプリル酸』に、
血圧を低下する作用が含まれる。
とりすぎたら、血圧が下がりすぎて、
症状が出やすくなるかも。
⑭
×:
降圧剤
+
たんぱく質を含む食品(大豆、卵、肉類 など)
《起きる症状》
薬の効き目が弱くなる
《症状の理由》
降圧剤は、体の交感神経を抑制する。
交感神経がゆるむと、
血管が広がって、血圧が下がる。
薬と同時に摂取すると、血圧が下がりすぎるかも。
⑮
×:
抗血栓薬
+
納豆、青汁、緑黄色野菜(クロレラ、パセリ など)
《起きる症状》
血栓ができやすくなる
《症状の理由》
納豆や黄緑色野菜に含まれる『ビタミンK』が、
抗血栓薬の成分『ワーファリン』の
効果を弱めてしまう。
⑯
×:
抗血栓薬
+
たまねぎ、しょうが、にんにく
《起きる症状》
もしケガしたときに、出血多量の危険あり
《症状の理由》
血液をさらさらにする食材の効果によって、
血が止まりにくくなる。
⑰
×:
抗真菌薬
+
カフェインを含む飲み物
(ドリンク剤、炭酸飲料、緑茶 など)
《起きる症状》
睡眠障害、不整脈
《症状の理由》
抗真菌薬は、カフェインの吸収を促進するため、
カフェイン中毒を起こしやすくなる。
⑱
×: 抗生物質、抗菌薬 + 牛乳
《起きる症状》
薬の効き目が弱くなる
《症状の理由》
牛乳に含まれる『カルシウム』は、
こういう薬が持つ『テトラサイクリン系』
の成分と結合してしまう。
⑲
×: 骨粗鬆症治療薬 + 牛乳
《起きる症状》
薬の効き目が弱くなる
《症状の理由》
牛乳に含まれる『カルシウム』が
骨粗しょう症の治療薬と結合して
『キレート』という構造を形成してしまう。
⑳
×: 抗結核薬(結核治療薬) + 牛乳
《起きる症状》
血圧が上がりすぎる
《症状の理由》
体内の『チラミン濃度』が上がりすぎる。
㉑
×:
抗結核薬(結核治療薬)
+
レバー、えび、カツオ、まぐろ、ぶり など
《起きる症状》
嘔吐、顔面紅潮、発汗
《症状の理由》
抗結核薬に含まれる『イソニアジド』という成分は、
ヒスタミンの分解を邪魔する作用が含まれて、
ヒスタミンの多い食品を同時に飲み込んだら、
中毒症状(嘔吐など)を起こすかも。
㉒
×:
抗ヒスタミン剤
+
ジュース(オレンジ、グレープフルーツ、アップル)
《起きる症状》
薬の効き目が弱くなる
《症状の理由》
ジュースに含まれる『フラボノイド類』によって
薬を体内に取り込む働きが、阻害されてしまう。
㉓
×:
利尿剤
+
パセリ、トマト、しじみ など
《起きる症状》
めまい、低血症
《症状の理由》
利尿作用を含む食品と、利尿剤とともに
大量に取り入れたら、脱水症状を起こすかも。
㉔
×:
糖尿病の治療薬
+
イチョウ葉、アシュワガンダ、
オリーブオイル、ウコン、
糖質の吸収をゆるめるトクホ飲料
《起きる症状》
血糖値が低下しすぎる、失神 など
《症状の理由》
この食品のほうに、インスリン分泌と代謝を
変化させて、『血糖値を下げる』効果が
含まれるため、
『血糖値を下げるための』糖尿病治療薬と
同時に摂取すると、
血糖値が下がりすぎる。
㉕
×:
尋常性白斑治療剤
+
セロリ、パセリ、にんじん
《起きる症状》
太陽の光によって皮膚が赤く腫れる
《症状の理由》
『フロマクリン』を含む食材と合わさって、
光線過敏症の原因になる。
㉖
×:
脂質異常症薬、
抗不安剤、
免疫抑制剤、
カルシウム拮抗薬
+
グレープフルーツ、ダイダイ、文旦
などのかんきつ類
《起きる症状》
薬が効きすぎる、頭痛、血圧低下
《症状の理由》
この食品のほうに含まれる
『フラノクマリン類』で、
薬を不活性化させる酵素が阻害されるため、
血液中の薬物量が想定より多くなりすぎて
効き目が強くなりすぎる。