('25年10月 更新)
年を重ねて体の関節が痛くなったり、
交通事故でケガして施術を受けたくなったり、
そんなとき『治療院』は強い味方なハズ。
でも、
中には適切さに欠いた治療院もあって……。
家の近くにある、あの治療院は大丈夫か…?
信用度が高い治療院の調べ方について、
見聞きした情報をまとめました。
【そもそも『治療院』とは
何かというと…】
『器具を使用しない主義による
医業類似行為をする治療機関』
のことをいう。
その中で、
・法的な資格制度のあるもの
・法的な資格制度のないもの
と大きく2タイプに分かれて、
・法的な資格制度のあるもの:
あんま、マッサージ指圧、
はり、きゅう、柔道整復
・法的な資格制度のないもの:
その他の施術
(整体、カイロプラクティック etc.)
※法的資格制度のあるなしに関係なく
『治療院』と呼ばれる。
どんな治療院が望ましいのか確認するのに、
注意点としては、
Ⓐ《治療院の外側》
㋐ “うたい文句”が大げさなら要注意
・関心を引くための強調
・インターネットでの検索
㋑ 外から様子が見えるか
Ⓑ《治療院の内側》
㋐ 身だしなみの清潔感、衛生観念
㋑ 先生の施術関連で実力不足を感じる
㋒ 応対の仕方について
・不当な応対(セクハラ含む疑問の待遇)
・回数券の購入(詐欺まがい)
・カルテに記入された疑わしい内容
注意点を説明したら、
Ⓐ《治療院の外側》
㋐ “うたい文句”が大げさなら要注意
・関心を引くための強調
ホームページとか、建物の外の看板に
“腰痛専門”
“交通事故専門”
“自賠責ゼロ円”
“地域ナンバーワン”
“治癒率99%”
ていうふうに、
関心を引くために強調したり、
何らかのポスターを張ってたり、
の治療院がある。
交通事故による治療は、
治療院にとってドル箱なようで、
患者さん1人が他の原因の患者の10人分ぐらいの
利益になるという。
自賠責ゼロ円といっても、
自動車保険が使えるところなら、
どこでも、自賠責保険の付帯がなされたゆえに
治療費の自己負担はゼロ円となる。
あえてそれを声高に宣伝する治療院は、要注意。
それとか、
“ぎっくり腰専門”を謳う整骨院に行ったのに、
腰を触るという行為に先生が怖がって、
違う部分ばかり触られた
という患者さんの話もあるという。
ホームページとか看板に
“〇〇専門”なんて書いてても、
それはどこも自称。
・インターネットでの検索
例えばホームページに、
“地域ナンバーワン”
“治癒率99%”
なんていうのも、根拠になるデータは何もない。
全部、裏付けのない自称。
ほかによくあるのが、
有名な健康系雑誌の表紙をウェブページに出して、
「掲載されました」とアピールする方法。
実際は広告費を払って載せられることが多い。
週刊誌の表紙とかに『ハクづけする作戦』は
よく目にする。
それと、広告費を出して有名人にコメントをもらうのも
よくある手口。
インターネットでの評判について、
“当院はクチコミなどのやらせは一切ありません”
と注意書きのある治療院。
わざわざ書く必要はない。
㋑ 外から様子が見えるか
施術の様子が外から見える、というのも、
見きわめ判断のひとつになる。
評判が落ちて患者が来なくなると、
中の様子が外から見えないように目隠ししがち。
空の治療台や待つ患者がいないのを
見られないようにするのが姑息。
Ⓑ《治療院の内側》
㋐ 身だしなみの清潔感、衛生観念
治療院スタッフの
襟元、ズボン、くつ、くつ下、etc.…
着衣とか院内とかに汚れが目立つ治療院は、
衛生観念が低くて要注意。
施術台タオルを、こまめに替えてるか、まで
疑問に感じてしまう。
そういう治療院では、
前の人が素足で乗ったマットの上に
『うつぶせで寝てください』なんて
平気で言われるかも。
㋑ 先生の施術関連で実力不足を感じる
“痛いところに手を当てて、手当てをするのが治療”
しかし治療院によっては、患者さんの話を聞かず、
『首が痛い』と言う患者さんに対して
『これは背骨が原因』などと主張して、
何でも自分の得意な分野に持っていこうと
する先生がいる。
自分の得意じゃない分野について
患者さんの声を無視するのは、ダメ。
また、痛みから緊急で来院した患者に対して
『○週間後にまた来て』といった対応を
する治療院もある。
患者さんの声がまったく聞けない。
それは、治療院側の経験不足。
あと、
接骨院で多いのが『骨盤・背骨ズレズレ営業』。
腰痛も肩こりも、なんでもかんでも
それを理由にしてしまう。
また、施術で患者の骨を鳴らす治療もあったようで、
人目を引くために行う治療院もある。
音を鳴らすと、施術側は“やっている”感が出せる。
治療院によっては、
待機中の患者さんの前に施術台を置いて、
ステージのようにして施術したり。
もし骨のズレなら、一発で治るはずなのに、
なぜ通わせるのか疑問。
治療院の先生の中には、
《人見知りで患者さんと目を合わせない》
《あるいは先生が患者さんの質問に対して怒る》
《はりを打つときに先生の手が震える》
ということもある。
引き出しの乏しい先生は、
急に慌てたり怒ったりして
コミュニケーションが円滑に取れない傾向にある。
治療をして、もしなかなか治らなくても、
いい先生だと、
引き出しをたくさん持つから動揺しない。
㋒ 応対の仕方について
・不当な応対
患者さんで若い女性が来ると、
なぜかいつも院長が出てきて
下半身の痛みがあるにもかかわらず、
関係ない上半身を脱がせ、肩を揺らして胸を凝視。
という治療院があったという。
患者へのセクハラには要注意。
それとか、
“あの患者はオカネが裕福”と思われると、
個室に連れて行かれて
本人が望まない特別待遇をする、
そんな治療院もあるという。
・回数券の購入;詐欺まがい
消費生活センターが注意喚起する、
治療院で回数券を購入させられたけど、
「解約や返金に応じてもらえない」
というトラブル。
回数券には利用期日が小さく書いてあって、
年配の患者さんは老眼で見えずに、
期日を過ぎてしまう。
それとか、使おうとしても
期日までになかなか予約が取れずに
失効してしまうケースもある。
接骨院(整骨院)は、
国家資格を持った柔道整復師がいるから、
法的規制ありで保険適用にもなる。
はり師、きゅう師も同じく国家資格。
接骨院であれば、あくどい手口はないみたいでも、
回数券の購入には注意が必要。
・カルテに記入された疑わしい内容
「治療院でのカルテの右上とか、名前の横とかに
数字が書いてあれば、“〇人目の患者”という意味。
そこに何か関係ないアルファベットかマークが
書かれたら、
そのときの書き手の思ったことが反映されやすいという。
(U:うるさい、B:バカ etc.)
もし自分のカルテの右上に謎の記号があったら、
それは何を意味するのか、たずねたい。
そのとき相手が動揺したなら悪い意味。
治療に行って、そういうことをされたら悲しい。
上記の内容を知って、
後悔しないように
信用の置ける『治療院』を見つけたい。