昨今は、男性も、美容液を使う人がいる。
こういうスキンケア商品は、内容を吟味して
選ぶ必要がある。
《成分の起債にゴチャゴチャ書いてて、
よく理解できない
だから、宣伝文句で判断すればいいか》
というふうに考えやすい。
化粧品は、薬機法によって、
㋐ (一般の)『化粧品』
と、
㋑ (医薬部外品の一部である)『薬用化粧品』
に分類されて、それぞれ表示基準が違う。
薬機法(旧 薬事法):
『医薬品、医療機器等の品質、
有効性及び安全性の確保等に関する法律』
の略称
化粧水の成分構成は、
基本的には、
Ⓐ 水(80~90%)
Ⓑ 水性ベース成分(5~20%)
Ⓒ 1%以下の成分
というふうに分類される。
それぞれの大まかな内容は、
Ⓐ 水(80~90%)
…化粧水の基になる
例)
・精製水、そのほか芳香蒸留水(ローズ水 etc.)、
・果汁(アロエベラ液汁、ヘチマ水 etc.)
といった、水の代わりに使われる成分も
Ⓑ 水性ベース成分(5~20%)
…肌に水分が行き渡る働きを持つ。
化粧水の骨組みになる。使用感の目安となる。
例)
・グリセリン〔濃グリセリン〕:
保湿力が高い
・BG〔1,3-ブチレン グリコール〕:
低刺激性の保湿剤
・エタノール:べたつきを抑える
そのほか、
・プロパンジオール:
抗菌性能をあわせ持つ植物由来の保湿剤
・ソルビトール:水分を多く保持する
・PG〔プロピレン グリコール〕:
保湿作用・湿潤作用・静菌作用
浸透性を高める
Ⓒ 1%以下の成分
…美容成分と製品を安定させる成分
例)
・植物エキス(植物名+エキス)、
・ヒアルロンNa.コラーゲン、セラミド、
・増粘剤(キサンタンガム、カルボマー etc.)、
・酸化防止剤(トコフェロール、アスコルビン酸 etc.)、
・防腐剤(パラベン etc.)、
・香料、精油 ...
ということ。
もっと入れればいいのに、と思うのもわかるけど、
少量で効果を発揮したり、
多すぎたら刺激になりすぎることも
化粧品の成分表示ルールとして、
・配合の多い順に記載が必要
・配合濃度が1%以下の起債は、順不同
・着色料と香料は、ひとまとめで末尾でも可
・キャリーオーバー成分の記載は不要
※ キャリーオーバー成分:
製造過程で生成される、微量の不純物と添加物。
品質に影響を及ぼさない、とメーカーが判断した成分。
ここで、上記㋐ ㋑ それぞれの成分について示したら、
㋐ (一般の)『化粧品』
美容液にある、
全成分の表示に、例えば、
---------------------
水、BG、グリセリン、ヒアルロン酸Na、
ハト麦種子エキス、エタノール、
PPG-10メチルグルコース、コハク酸Na,
ヒドロキシエチルセルロース、コハク酸、
メチルパラベン、香料、着色剤
---------------------
というふうに記載された製品なら、
それぞれの成分濃度を色で分けたら、
---------------------
水、BG、グリセリン、ヒアルロン酸Na、
ハト麦種子エキス、エタノール、
PPG-10メチルグルコース、コハク酸Na,
ヒドロキシエチルセルロース、コハク酸、
メチルパラベン、香料、着色剤
---------------------
色分けで区別したところの内容は、
Ⓐ 水(80~90%)
Ⓑ 水性ベース成分(5~20%)
そのほか、色のない部分は、
Ⓒ 1%以下の成分
㋑ (医薬部外品の一部)『薬用化粧品』
薬用化粧品だと、
厚生労働省が効能と安全性を認めた
有効成分を配合して、
「予防、改善」とパッケージに表示する商品。
薬用化粧品は、効能を表現すること自体が証拠なため、
「しわを改善する」
「シミ、そばかすに効く」
「血行促進」
といった、パッケージの文言ですぐ選べる。
薬用化粧品には、基準として、
「有効成分」と「そのほかの成分」
を分けるのが原則とされる。
有効成分には、“*”が付く。
その配合濃度の高い順かどうかは、関係ない。
全成分の表示に、例えば、
---------------------
L-アスコルビン酸 2-グルコシド*、
酢酸DL-α-トコフェロール*、精製水、
濃グリセリン、1,3-ブチレングリコール、
POEメチルグルコシド、水溶性ショウキョウエキス(K)、
ユーカリエキス、N-アミジノ-L-プロリン、
ヒアルロン酸Na-2、ベタイン、プルラン、
キサンタンガム、リン酸2Na、水酸化カルシウム、
無水エタノール、エタノール、フェノキシエタノール、
エデト酸塩、香料
---------------------
というふうに記載された製品なら、
それぞれの成分濃度を色で分けたら、
---------------------
L-アスコルビン酸 2-グルコシド *、
酢酸DL-α-トコフェロール *、精製水、
濃グリセリン、1,3-ブチレングリコール、
POEメチルグルコシド、水溶性ショウキョウエキス(K)、
ユーカリエキス、N-アミジノ-L-プロリン、
ヒアルロン酸Na-2、ベタイン、プルラン、
キサンタンガム、リン酸2Na、水酸化カルシウム、
無水エタノール、エタノール、フェノキシエタノール、
エデト酸塩、香料
---------------------
色分けで区別したところの内容は、
上記の 太字部分 は、有効成分
Ⓐ 水(80~90%)
Ⓑ 水性ベース成分(5~20%)
そのほか、色のない部分は、
Ⓒ 1%以下の成分
ちなみに、
・L-アスコルビン酸 2-グルコシド:
そばかすに効能あり
・酢酸DL-α-トコフェロール:
血行促進の作用あり
ということ。
自分の求めた効果をもたらす成分が
配合されるか、インターネットでも調べて
商品選びに役立てられますね。