ここ数日、息子が腹痛を訴えていたため、今朝近所のクリニックへ行くことにしました。すると、とても珍しいことに、夫が「一緒に行く」と言ったのです。正直、少し驚きました。
私たちは、アメリカに住んでいた20年間も、日本に戻ってからも、
クリニックや病院に行くときはほとんど必ず一緒でした。
診察室まで付き添い、
先生の話を一緒に聞き、 必要なら私が補足説明をする。
そんなスタイルが当たり前で、看護師さんたちにも顔を覚えられ、
「本当に仲良しですね〜」
と声をかけられることも、何度もありました。
それが、2025年5月を境に、突然変わりました。
「もう1人で行きたい」
「自分の診察なんだから」
「君がいると、先生と話してしまうのが嫌だ」
そう言われたとき、正直、戸惑いました。
20年一緒に受診してきて、
今さらそんな理由…?
と、違和感しかありませんでしたが、
本人の希望だと言われ、私は引き下がりました。
今思えば、この頃から
夫への不信感が一気に強くなったのをはっきり覚えています。
・不倫していたから、何かを隠したかったのか
・それともPTSDや強いストレス反応で、人と一緒にいるのが苦しかったのか
理由は今でもはっきりしません。
ただ、「今までと明らかに違う」
という感覚だけは、消えませんでした。
今日は久しぶりに、息子と夫と私、3人で診察室に入りました。
そこで見た夫は——
とても穏やかで、優しい話し方。
あの頃の
否定的で、攻撃的で、刺々しい話し方の夫は、そこにはいませんでした。
思わず、心の中でこう思ってしまいました。
「あの攻撃的だった夫は、一体何だったんだろう」
強いストレスやトラウマ、不倫発覚後の混乱期には、
・言動が攻撃的になる
・人を避ける
・急に距離を取りたがる
といった変化が起こることがあります。
これは
急性ストレス反応
PTSD(心的外傷後ストレス障害)
の一部として説明されることもあります。
頭では理解しようとしても、
一緒に生きる家族にとっては、本当に苦しい変化です。
今日の診察で見た、優しい夫の姿。
それを見て、
少し安心した自分と、
同時に混乱している自分がいます。
優しい顔を見るほど、
「じゃあ、あの時の私は何だったの?」
と、心が揺れてしまうからです。
不信感は、時間だけでは消えません。
説明、理解、そして向き合いが必要です。
今日の受診は、
ほんの小さな出来事かもしれません。
それでも私にとっては、
「変わってしまった夫」と
「戻りたい過去」と
その間で揺れる気持ちを、改めて突きつけられる出来事でした。
