今、テクノロジーが熱い!科学技術の進歩の恩恵で、海外ではとっくに発売済みのXBOX ONEが日本では9月4日に発売されるし、iPhone6は公式のアナウンスが全然流れて来ないし、STAP細胞は存在するんだか
しないんだかサッパリ分からないしで、兎に角テクノロジーが熱い!(ヤケ気味)
しかし、現在を遡る事17年前。我々から見れば見劣りするテクノロジーの粋を凝らして、科学の限界に挑む熱い映画が全国公開されました。それが東映、テレ朝、バンダイ、東北新社が寄って集って共同制作、20億円もの製作費を投入して作られた『北京原人Who are you?』!
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何と、現代に北京原人を復活させようという壮大な科学の
無駄遣いドラマなのです。と言うワケで、今回はこの熱い科学ドラマをレヴューしたいと思います!え、何故この映画を採り上げるのかって?Hopfrogの脳が熱いからですよッ!(逆ギレ)それでは、フルフォースにネタバレですが、スタートッ!!
……
舞台は西暦2001年の現代日本。太平洋戦争中のドサクサで中国から盗み出した北京原人の頭蓋骨からDNAを採取、増殖して、北京原人をクローン再生しようという
誰が得をするのかサッパリ分からない壮大なプロジェクトが進行していました。プロジェクトを主導するのは、日本生命科学研究所の理事長・大曽根こと……
丹波哲郎。
全くの余談ですが、Hopfrogは少年時代にこの人の大霊界な映画を劇場で観て、子供心ながらに
「スゲーしょーもねー……」と感じた事を覚えています(;´Д`)ウーン……。
ところで、生命科学研究所は北京原人再生の前哨戦として、マンモスのDNAを組み込んだゾウ「ゾウマンモス」の作成に既に成功していたのです!
酷寒のシベリア支所でゾウマンモス計画を取り仕切るのは、ユニットリーダー・轟博士こと……
佐藤蛾次郎。
成程、この人がリーダーならば、研究不正で記者会見の矢面に立たされても
ふてぶてしい態度で切り抜けそうですね!
この人選、アリだと思います(ねーよ)。
そして、イキナリ宇宙空間へと旅立つ研究者達。何でも北京原人のDNAを卵子に組み込む際、時間の流れを逆転する為には宇宙に出なければならないとか何とか(理屈が全く解らない)。全然関係無いのですが、Hopfrog的には『幻の湖』を連想して悪寒が止まりません((((;゚Д゚))))ガクブル。
実験は順調に進められていましたが、突然隕石群に衝突してしまうアクシデントが!シャトルの実験棟(ベビーシャトル)は分離してしまい、大気圏に突入!
沖縄付近に墜落したベビーシャトルを必死に捜索するのは、宇宙空間で北京原人再生に参加した若き研究者・佐倉(緒形直人)と竹井(片岡礼子)。二人はベビーシャトルを発見しますが、ハッチは開かれ、中には何もありません。しかし、付近には分かり易い足跡が。
足跡を追跡すると、そこには……仲良く魚を獲る3人の北京原人が!
って、チョット待て。
確か実験では卵子レベルから云々だったハズなのに、僅かな時間で育ち過ぎではないでしょうか?
兎に角、北京原人再生に歓喜する緒形と片岡( ´∀`)人(´∀` )ヤッタネ。
さて、無事に北京原人を発見出来たのは良しとして、彼等を研究所に連れ帰らなくてはなりません。
「応援を呼びましょう!」と主張する片岡を
「落ち着け!」と一喝した緒形は、イキナリ服を脱ぎ始めます。
お前が落ち着け。
緒形曰く、同じ生物だと原人に解らせる為だとか。その理屈に納得したのか、片岡も脱ぎ始めます。
一応、2人とも科学者という設定なのですからもう少し頭を使ってはどうでしょうか?
結局、中国のTVクルーや捜索のヘリが来たりして事態がややこしくなって来たので、催眠ガスで眠らせて捕獲。
最初からそうしろ。(長くなりましたので、次回に続きます)
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