先日（6月9日）、早朝5時過ぎに出社して6時30分から業務に従事していた時の事。
「あー、仕事ダリーなー……」と思いながら作業をしていると突然、心臓を鷲掴みにされた様な衝撃が！
凄まじい動悸と激しい頭痛に耐えられなくなり、即座に病院行き！心電図を調べると
何でもありませんでした。
医者によると環境ストレスで一時的に脈拍が速くなったのだろうとの事。つまり、ロッテンマイヤーさんにムカついたハイジが夢遊病を発症した様に、或いは都会に出て来た斉藤由貴が動物と会話が出来なくなった様に、Hopfrogの場合「仕事ダリー」と感じると心臓がヤバイ事になると判明しました。明日から働きません。
と言うワケで、今回はHopfrogの心臓を（色んな意味で）ドキドキさせた映画を幾つかご紹介。あ、タイトルと前フリと記事の内容は全然関係無いです。いつもの事ですが。
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☆『ぼくのエリ 200歳の少女』
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ストックホルム郊外に住む繊細な12歳の少年オスカーは、学校にも家庭にも居場所は無く疎外感を感じていた。級友にはイジメを受け、鬱屈した気持ちを抱えていたそんな時、隣の部屋に同じ12歳の少女エリが父親と共に引っ越して来る。すぐに2人は仲良くなるが、蒼褪めた顔をした少女の外出は夜だけ。キャンディも食べられない。
そしてエリが現れた頃と時を同じくして、街では不可解な失踪や殺人が次々と起き始める……。
超良い映画です。何がドキドキするかと言うと、同じ地球人とは思えない程の金髪碧眼＆真っ白な肌の北欧ボーイ・オスカー少年（カーレ・ヘーデブラント）が白ブリーフ一丁でナイフを構えているオープニングから色んな意味でドキドキするし（ソッチの趣味はありませんヨ、念の為）、エリ（リーナ・レアンデション）の仕草の一つ一つが何かドキドキするし（ロリコンじゃないですヨ、念の為）、エリの保護者・ホーカン（ペール・ラグナル）がモタモタと殺人に励んでいたら犬にジーッと見られる無様な様子にもドキドキするし。そして最後の展開には「……映画としては終わりだけど、2人にとっては始まりなんだ……」と思うと、エンドロールを観ながらも動悸が治まらなくて……。もう一度言いますがスゲー良い映画です。
1980年代が舞台という事で、オスカーとエリのコミュニケーションツールはケータイではなくモールス信号。ラストシーンで2人が交わしたモールス信号の交信内容がスゲー気になります。誰か解読して！ヽ(`Д´)ﾉ ｵﾈｶﾞｲ!!
チョット観せ過ぎの予告編ですが、雰囲気は伝わるかと。エリは兎も角、オスカーは本当に同じ人類か？
ハリウッドリメイク版『モールス』。コチラも観ましたが、個人的にはオリジナルの方が好きですね～。
でも、コチラもオリジナルへのリスペクトが感じられて好きです。
☆『メタボ戦隊アホレンジャー』
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1970年代、全米で驚異の大ヒットを遂げたTVシリーズ『ジュニア・ディフェンダーズ』。特殊能力を持ったチビッ子戦隊が世に蔓延る悪を退治するこの「戦隊モノ」ドラマは、アメリカ中の子供から大人までを虜にした、まさにお化け番組だった。しかし、やがてブームが去り視聴率は低迷。番組は打ち切りになり、主演の子役達は追われる様に芸能界を引退。それぞれがポルノ男優になったり、カルト集団のリーダーになったり、万引き（しかもエログッズの）で投獄されたりと転落人生を送っていた。
そんな中、森の中で引き籠って生活する元子役の取材に、有名なキャスターが訪れた。しかし、元子役の暮らすキャンピングカーでインタビューが行われている最中、凶悪な誘拐犯が押し入り彼等を脅迫、そのまま連れ去ってしまう。何と犯人は『ジュニア・ディフェンダーズ』の大ファンで、誘拐の目的は元子役達を集め、自らがメガホンを取った新シリーズを製作する事だったのだ……。
地雷臭にドキドキした映画。ところが、観始めると実は真面目に作られた作品でした。
誘拐された取材班のカメラ視点と、誘拐事件を報じる報道番組（メディア）の視点で進行するフェイク・ドキュメンタリー方式で、誘拐犯と元子役達の愉快な珍道中が始まるのですが、その過程で使い捨てられる役者の苦悩、その消費に加担する残酷な視聴者、煽るだけで倫理もクソも無いメディア等を痛烈に批判します。多少ご都合的な箇所はありますが（刑務所から脱出させるとか無理だろ）、個人的に大好きな『ギャラクシークエスト』を現実寄りにした感じの良作だと思いました(´∀｀*)ｹｯｺｳｽｷﾖ。
問題は日本の配給会社の宣伝。DVDパッケージと邦題の「コレはバカ映画ですヨ！」的な売り方もどうかと思うのですが（原題は『The Junior Defenders』）、パッケージ裏に書いてあるキャラクター設定のほぼ全部が捏造ってどういう事よ！？ストーリーの概要にも大嘘を混ぜてるし、ハッキリ言ってJAROに通報すべきレベルです。ヽ(`Д´)ﾉ ﾅﾒﾝﾅ!!
☆『アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー』
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冴えない女子大生キャシーは憧れのチアリーダー部に入団しようとするも、ダサイ外見と運動神経の悪さから、チア部団長のブリタニーに全く相手にされない。彼女は美貌と超越した身体能力を得る為に、開発途中の新薬「リニュー」を自分に注射する。次の日目覚めると、見違えるほどの美女が鏡に映っていた。更にチアリーダー部内でも、動きの俊敏さに驚愕の声が！地味を絵にかいたようなキャシーが、一躍学園のアイドルに。しかし、副作用の為身体がズンドコ大きくなってしまい、遂にはビルを超える大きさにまで巨大化！
一方で、変身したキャシーを妬むブリタニーもアクシデントから「リニュー」を注射してしまい巨大化！アメフトの試合に集まった大勢の観客の目の前で、50フィート（約15m）にも巨大化した美人チアリーダー2人の一大バトルが展開されるッ！
男子中学生的にドキドキする映画。何でも、世の中には巨大女性フェチというジャンルがあるそうで。本作では、その特殊ジャンル（実際にフェチの方、スミマセン）に「B級映画の帝王」ロジャー・コーマンが挑戦！巨大チアリーダー同士のキャットファイト！唸る巨大チアリーダーのビンタ！そしてスコーピオンキック！
……何か、以前PS2のSIMPLEシリーズで発売された『THE 大美人』を思い出しました……。
内容はまあ、上記の粗筋通りなんですが、コーマンらしく至る所にバカバカしい＆下品なギャグ（ヨーデルとか）が散りばめられています。ええ、大好きです。コーマン自身が劇中に大学学部長役で出演していますが、非常に理知的で、とてもこんな映画を製作する様な人には見えないんですけどねぇ。人は見掛けによらないと言う事でしょうか。
映像的にはワザとだと思われる程にチープな特撮ですので、巨大チアリーダー同士のバトルに『パシフィック・リム』のイェーガーVSカイジュウのクオリティを求めるのは厳しいかと。
それよりも個人的に感心したのは女優さん達の演技ですね。ブリタニーを演じた女優さんのヒステリックな演技も見事でしたが、白眉は主演のキャシー役・ジーナ・シムズ。冒頭の地味ッ娘＆運動音痴ぶりが別人かと思われる程に、美人でキレのあるチアを魅せてくれます（薬投与後）。中盤でキャシーは「キレイになりたかった、だから薬に手を出しちゃった……(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ」みたいな事を言うのですが、現実のジーナ・シムズは努力して、美貌と演技に磨きをかけて映画の主演を勝ち取ったんだ、と思うと少しグッと来ましたね。
聞いてるか、ASK●？
アッタマワリー予告編（褒め言葉）。コレを観てお察し下さい。セクシーマウンテンて。
(´∀｀*)ﾉｼ ｱﾃﾞｨｵｽ!!
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