ご注意:前回に引き続き『劇場版 STEINS;GATE 負荷領域のデジャヴ』の内容を「時を超えろ!空を駆けろ!この惑星の為!」とネタバレ全開で喋っておりますので、回避したい方は「夢を見続ける事が俺の幻想(ファンタジー)!」とスルーして頂きます様お願い致します。それでも先に進みたい方は、貴方がジャスティスです(どういう事?)。
クリスが時間跳躍したのは岡部が消滅する前日、バーベキューパーティーの時間。そこで、タイムリープに成功したクリスを確認した鈴羽が接触します。未来のクリスが製作したタイムマシンでこの時代に来たと言う鈴羽によると、岡部は数多の世界線で強烈な体験をしてきたが為に、現在の「STEINS;GATE」世界線を現実として認識出来ず、不安定な存在として僅かにズレた世界線に移動してしまうとの事(この説明が良く飲み込めなかったのは、Hopfrogがバカだからだと思います)。岡部もその場に現れ、全てを知ります。
消滅する岡部を救う為に、タイムマシンで来た鈴羽、そしてタイムリープしたクリスを、岡部は激しく拒絶。それは、過去改変の為にもがく苦しみがどれだけ辛いか知っているから、そして過去改変の結果として、まゆりやクリスの生命が脅かされる事を何よりも彼は恐れていたからなんですね。静かに、しかし圧倒的な迫力でクリスを諭す岡部に、クリスは必死に食い下がります。「誰も岡部の事を覚えていない世界、それは死ぬよりも残酷で、生きていた証も意味も無くなってしまう!」と悲痛に叫ぶ彼女に対して、岡部は静かに「構わない」と……。岡部ならそう言うと思ってたけど、畜生、この場面では
眼球が溶けて流れ出すかと思う程に泣きました。。・゚・(ノД`)・゚・。
別れ際に「俺の事は忘れろ」と言いながらも、クリスに優しくキスをする岡部(ここでまた盛大に泣く)。翌日には消滅してしまう彼に掛ける言葉が見付からないクリス。過ぎて行く時間。しかし「その時」を目前に岡部から送られたメール、その内容を見たクリスはキレます。猛ダッシュでラボに駆け込む(途中で転んじゃう演出がまた……(´;ω;`)ウッ…)のですが、そのクリスの目前で岡部は消滅。まゆりもダルも、岡部を「最初から存在しなかった」様に振る舞い、それを見たクリスは号泣。。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。ウァァァン!!
……本編をクリアした方ならご存知と思いますが、クリスルートのエンドで、まゆりを救う為にクリスを犠牲にする、そのコマンドキーを押す直前にラボに駆け込んで笑顔で告白するクリスを自分の手で消滅させてしまう、その時の岡部の絶望をね、この映画はね、同じ絶望をクリスに味合わせるんですよ!もうね、両手で顔を覆って咽び泣くクリスを観ていると、この映画の脚本考えた人をブン殴りたくて堪りませんでしたよ!(迷惑な観客)
Hopfrogの気分的にはこんな感じ。南斗水鳥拳は使えませんけど。ゆるさねぇ!!
絶望と、岡部の「過去改変はするな」という意志に従い、岡部の居ない世界を受け入れようとするクリス。しかし、その世界は空虚で、ラボメン達も「誰だか思い出せないけど、大事な人間が居ない」事に違和感を覚え始めます。そして「君がそう選択するなら未来に帰るけど、本当に良いの?」と最後通牒を突き付ける鈴羽。「科学者として、過去改変は……」と渋るクリスを鈴羽は平手打ち!イジッパリ!!(`Д´)ノ)゚∀゚)
「未来の牧瀬紅莉栖は、過去を変える為にタイムマシンを作ったんだよ!」(鈴羽はそれに乗って来た)と。
過去を改変するという行為の底知れない恐ろしさに、一度は諦めようとするクリス。しかし、ラボメン達の「誰かが欠けている」というデジャヴ(言葉の使い方として適当か微妙だけど、クリスがそう言う)に「アンタのウザさは、忘れられるか!」と自分を奮い立たせるクリス。この場面でのHopfrogの脳内BGMは「諦めないで、投げ出さないで!」とクリスを応援する意味で『時空戦士スピルバン』でした(アウトな観客)。
「億光年も軽やかに跳ぶ」とか、歌詞のイメージが『STEINS;GATE』に合ってませんか?(ねーよ)
奮い立ったクリスは結晶……ではなく、白衣を纏い「私は……私は、鳳凰院凶真だッ!!」とか言い出します(この場面、ホントにビックリしました)。その姿に、ラボメン達は「何か」を思い出しそうになります(まゆりが「オカリン……?」と呟いて泣き出しちゃうシーンでコチラもまた涙……そして再び湧き上がる脚本家への憤怒)。
そんな彼等の姿に、クリスはタイムトラベルを決意!
鈴羽によると、過去の事象を改変せずに岡部を救うには、彼の記憶に「STEINS;GATE」世界線が特別であると認識させる為に、他の世界線に無い強烈な記憶を一つだけ植え付ける事が必要、と言います。その為にクリスが行き先として選んだのは……2005年。
果たして、クリスは過去改変せずに岡部を救う事が出来るのか!?岡部に植え付けるべき強烈な記憶とは!?
さあ、続きは映画本編でのお楽しみ!(唐突に浜村淳風に)
……イヤね、岡部を救う為に彼に植え付ける強烈な記憶が「アレ」だと言うのは、別に異論は無いのですが、そこに至るまでの描写が少々舌っ足らずと言うか。一応、伏線らしい映像が序盤に一瞬挿まれているのですが、説明不足感は否めないと言いますか。で、何が足りなかったかと言うとやはり「時間」ですね。上映時間89分は正直短過ぎると思います。折角の『STEINS;GATE』の後日談ですので、もっと時間を費やして重厚な作品に仕上げて欲しかったな……と、コレはHopfrogの個人的な欲求ですが(ディレクターズカット版とか作ってくれないカナ?)。
最後に不満点も挙げましたが、総じて見れば本編の「後日談」としては優秀な映画だと思います。HopfrogはTVアニメ版を視聴していなかったので、アニメのビジュアルを受け入れられるか不安だったのですが(huke氏のイラストの印象が強かったので)、やはり声優さん達の熱演があって、スムーズにこの「世界線」に馴染む事が出来ました。
……何か、映画を観終わった後にまたゲーム本編を最初からプレイしたくなってきた様な気分に陥っています。そして、クリスの様なツンデレな彼女が欲しくてもんどり打ちたい気分にも陥っているHopfrogでした。……バレンタイン・デーにこんな記事UPしている時点で察して下さいよ!!
エル・プサイ・コングルゥ!!。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
追記:「尺が足りないねえ」みたいな事を書いてから、アマゾンで関連商品を調べていた所、角川スニーカー文庫から出版されているノベライズ版が「映像では語られなかった事が補完出来る!」と評価が高い模様。未読でしたが(て言うか存在を知らなかった)、早速購入するつもりです。……多分、また泣くだろうな……。
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