言葉が独り歩き(地域猫) | pandaの活動と日記

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埼玉県登録団体
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地域猫と言う言葉
とても呼びやすく体裁の良い言葉で
繁殖制限が施されている証となる
耳カットがあり、給餌する方が居る
これを
地域猫と呼ぶ方がとても多い
 
 
呼び方なんて何でもいいじゃない
 
そんな風に地域猫と言う言葉が
独り歩きしてしまうことで
本来の地域猫が歪められてしまいます
 
 
昨日
埼玉県川口市の方からご相談が来ました
耳カットありの地域猫と思われる猫の体調が
悪そうで地域猫は医療に掛けられない...
そんなお話を何方から聞いたのですか?と
ご質問し返しました
 
ご自身も猫を多数飼育されていて
これ以上の保護は難しい
 
 
今、地域猫活動の大先輩に
ご質問させて頂いてます
 
 
当該保健所には
地域猫と呼ばれる猫への認識と
対処、処遇の確認をさせて頂きました
 
 
地域猫は何度もお伝えして居ます通り
地域住民に周知、認知された猫であり
その地域で管理されている猫です
 
 
従って
その地域に生息し管理(お世話)される猫に
ついてご相談が来るのは少し違うと思って居ます
 
 
言葉が独り歩き
地域猫のご理解がしっかり出来て居ないまま
言葉を発してしまうと
必ず歪が出ます
 
 
堅苦しいことを言って居るようですが
地域猫は大きな地域ではなく
わかりやすくお伝えすると
何丁目の一角のお話になります
 
 
地域猫という言葉を
給餌することの免罪符として
使うのは良くありません
 
 
 
本当は
行政がもっと地域猫活動に力を
貸して下さればよいのですが
やはり地域には猫を好まない方も居ると言う
認識で大々的な取り組みになって居ないのが
現状なのだと思います
 
 
地域猫への取り組みは
好まない方にも本当は良いことなのです
 
 
 
地域猫のことをもっと知って頂きたいです
 
・地域猫は妊娠しません
・地域猫に何かあった時は地域で解決
 
処遇不明な猫を地域猫...って
また
ご質問したご回答が来ましたら
お伝えしたいと思います
 
お外にハウスを置いてお世話して居る
”ちゃいろ”&”とらちゃん”
地域猫ではありませんよ