すごいタイトルですね。
心の声という大層な言葉を使ってます。
筆跡診断のときに書いていただく
一枚の用紙にはたくさんの情報が
ぎっしり凝縮されていて
どこをピックアップしていくかで
お伝えすることも違ってきます。
女性の場合、圧倒的に多い筆跡が
「私がやらなきゃ」
「これだけやってるんだから、認めてよ」です。
自己肯定感とか承認欲求と言う言葉
お聞きになったり、目にされることが
非常に多いと思うのですが
身近な問題として扱われることが
日常的になってきました。
日本人は特にですが、民族的に
自己肯定感が低い方が多く
また、承認欲求も諸外国に比べると
低いのは確かです。
それが、奥ゆかしいと
表現されていたりするから
余計にやっかいです。
実際はどうでしょうか。
そんな悠長なことを
言っている場合ではありませんよね。
子育てしながら家事をして
自分が中心になって動かないと
家族の誰も手伝ってくれない。
体力は年々衰えていき、
毎日の生活をこなすだけで精いっぱい
私のやってること、これでいいの?
家族ってなんなのかしら。
ねぇ、あなた私のこと認めてよ。
こういう声が一枚の用紙に
詰め込まれていることが
非常に多いのです。
綾小路きみまろさんの漫談のように
笑い飛ばせることができれば
それは別ですけどね。
家族や職場で認めてもらうより
それよりも先に
あなたご自身が自分を認めて
あげて欲しいのです。
他人は変えようがありません。
ならば、自分が進化するしかないのです。
歯が痛いのを我慢していると
そのうち治ってきますか?
余計に悪化しますよね。
そうなったら、歯医者さんで
治療してもらうしかないんです。
自分を褒めてあげることが
苦手とおっしゃる方、
どうぞ声をかけてください。
前に進むきっかけをお作りしますから。