やりたいって気持ちはあってもさ、
行動が出来ないことってあるんだ。


そんなときは、
言葉にした方がいいってよく聞いた。

言葉に出した方が整理されて形になると…
話をしたいとき心の中で、


お話ししたいけど、
自分のお話をしたときに、


『またその話?』
って言われちゃうかな?とか

『本当はどうしたいの?』
って質問されちゃうかな?とか

『やる気がないんだよ!』
って決めつけられちゃうかな?とか…


考え始めると言葉の一歩が、
出てこなくなっちゃうことがあるんだよ…





心許せる友達と飲んでいたとき、
『衡亮(こうすけ)が、性同一性障害で、
生まれたことはギフトだよ』と言われた。
もう一人の友達も『宝だよ』と。

飾りをつけない正直な言葉…
自分でそういうふうに、思い込もうとしていたことはあるけど、人から言われるのは初めてでした。

二人の雰囲気がとっても有り難くて…

伝えてくれたあとの会話、
あまり覚えてないんだけどね、
とっても不思議な感覚になりました。


僕は、
ホルモン治療だけで手術をしないという、
中途半端な選択をして今を生きてて、
色々と不自由なこともあるし、
傷つくこともそれなりにある。

でも、こう生まれたからには、
なにか意味があるような気がしていて、
僕自身、嫌ではないんだ。


僕は大好きな人がいてね、
その人は困っている人が居ると、自転車を
三時間も漕いで助けに行く人でした。

同じ人間なのに、そこまで人の為にできる人がいることに、すごくすごく感動して…

僕が手術をしないのは、
その大好きな人を悲しませたくなくて…

まだまだ、葛藤あるけど、
今はこのスタンスで生きてみようかなって思っています。


簡単に割りきれないことや、
簡単に決断することができないことも、
人生にはあるんですよね。



日常の聞き方と、
カウンセリングの聴き方は、
色々と違うことがある。

カウンセリングでは、
決めつけることも、
比べることもしないんだ。


あなたの悩みを人と比べないでほしい。


あなたが悩んでいることは、
あなたにとって、とっても大切なこと。

あなたの感じていることを、
大事にしてほしい。



だってあなたはその出来事に、
引っ掛かりを感じたんだから。

大丈夫だよ。
あなたの感じている世界を大事に扱って。

あなたの感じていることを大切に扱いたいと僕は思います。




明るく励ましてくれたり、
アドバイスをしてくれたり、
解決する方法を教えてくれる。

とっても嬉しいんだ。
嬉しいんだけど、心にスペースがなくって
受け取れない時もあったり…




スペースが無くって受け取れないときは、

『そんなときもあるね』って、
『そーゆうときあるよね』って、

今おかれてる気持ちに、
ただ、そのまま一緒にいてほしいことも…


うまく言葉にできないことって、
僕は自然なことじゃないかなと感じます。




僕は涙もろい。

おそらく僕の知り合いに、
右出るものはいないというくらい、
涙もろい。

若い頃よりも、今のほうが涙もろい。

感動の涙もあれば、悲しみの涙もある。



涙は大切なものを教えてくれる。

涙って、たくさんの想いが、
集まっている気がするんだ。


嬉しさや感動の現われの一つだったり、

しんどさや、悲しみを清算をしてくれて、
過去を洗い流してくれたりする。


とっても大切で、
無くしちゃいけないんだよね。

やっぱり涙は弱さじゃないと思うんだ。