インストラクターになって今年で12年目。
途中出産で全てのレッスンをおりて、
その後完全にフリーランスになってから
全然オーディションに受からなくて
レッスンをしていない時が2年くらいあった。
その時は本当にレッスンをしたくてしたくて
仕方がなかった。
やりたいことがあるのに、やれる場がないってつらい。
このトップス、可愛いけど丈が短いので
ヘソ出しになる〜
インストラクターになりたての頃
いろんな人から言われたことがある。
それで食べていけるの?
今はいいけど、
いずれは体が動かなくなるから
今だけの仕事だよね
早く次のことを考えといた方がいいよ
中には
大学院まで出たのにもったいないね
と言ってきた人もいた。
何がもったいないのかわからなかった。
けれど悔しさはあった。
だから必死になってレッスン数を増やしていた。
当時の私はいつも
旦那の稼ぎがあって空いた時間にちょこっとレッスンをしているような主婦インストラクターとは違うんだ!
これで食べていくために仕事も辞めて転職したんだから
だからこの仕事で食べていってみせる!!
と、いつも必死だった。
あれから12年経って、あの頃の必死さは
今の自分にはない。
それは結婚してダーの稼ぎがあるから、ではなくて
何かを見返すためとか
早く一人前になるためにという
外側から認めてもらう気持ちがなくなったからだと思う。
この肩空きニットはお気に入り
好きだからこの仕事をしている。
レッスンに来てくれる人たちに伝えたいことがあるからレッスンをしている。
ただそれだけのこと。
そう。自分がインストラクターになったのも
それだった。
自分が骨盤のレッスンを受けて楽しくて
体がどんどん変わっていって
そうしたらなんか毎日鬱々のしていた生活になんか張り合いが出てきて
何か大きく環境が変わったわけでもないのに
なんか楽しくて。なんか素直に喜べる自分がいて。
体が変わるだけでこんなに自分の内側も変わるんだって改めて思う自分がいて。
自分みたいに生きていくのが楽しくなる人がひとりでも増えてほしい。
女性が幸せになったら絶対に世界は平和になる!って本気で思ってインストラクターになる!って決めた。
あれから12年。
その想いはやっぱり変わらない。
それが私の働く原点。