神戸市垂水区の、知的好奇心を育む
英語リトミック☆Hop on Pop
講師のキディ先生 こと 木戸あきこです
群馬県に住んでる私の伯母が毎年この時期に
息子に本を贈ってくれるのですが、
今年は素敵な絵本をいただきました
伯母はとても知的な人で、昔から読書家。
そして、長年ボランティアで本の朗読や
絵本の読み聞かせを行っています
これまで自分の子供たちへもたくさん読み聞かせを行ってきて、
遠くに住んでる孫たちへは本をたくさん贈り続けているそうです
有難いことに私も伯母からたくさん絵本を贈っていただき、
おかげさまで絵本に困ることなく、
親子の読み聞かせがとても充実したものになりました
(読み聞かせは今もまだ続いています)
小さな頃から絵本をたくさん読んできたので、
いつの間にか読書家になった我が息子
教育者である夫が「本好きになったらこっちのもの」と
妻任せにして自分はほぼ何もしないのに喜んでいます
そんな風に下心を持って読み聞かせをするものではありませんが
さて、そんな読書家の叔母が今年贈ってくれた絵本は
大人の私も勉強になるほど良かったので、ちょっとご紹介します
既に知っている数え方なども、その背景を知り「なるほど」と思ったり、
初めて知る事もあったりで、改めて日本語の豊かさを実感しました
動物を「頭」で数える数え方の由来や使い分け方、
うさぎを「羽」で数えるのはなぜかが分かりました
動物を「頭」で数えることについては
西洋では大型の家畜をheadで数えていて(→ 100 head of sheepなど)
そこから「頭」が来ていること。
今では大型動物を「頭」、小型動物を「匹」で数えるそうですが、
人の役に立つ動物、めずらしい動物は小型でも「頭」と数えることがあるそうです
うさぎを「羽」で数えることについては
昔、4本足の獣を食べてはいけなかった僧侶が、
2本で立つうさぎを「鳥」と言って食べたんだとか
無理やり感があります
言葉は文化を表しますね
他にも、体を使った計り方やメートル法やヤード・ポンド法、
その他の単位についてもさらっと分かりやすく載っています
なんでも1個、2個や一つ、二つ、
生き物なら一匹、二匹と数えてしまいがちですが、
この絵本でさまざまな数え方があることを学び、
日本語の奥深さ、日本の文化の豊かさを感じることができました
子供だけでなく、大人の方にも、
日本語勉強中の外国人にもオススメできる一冊です