
アメリカの高校生が読んでいる経済の教科書
日本は経済や金融の教育が遅れている、
という言葉は最近そういった関係の本を読むようになって嫌というほど目にしてきたのですが、
では海外はどのような教育を行っているのでしょうか?と気になりました。
そこでバイトしてる書店で平積みしてあったこの本を読んでみたのです。
しょっぱなから面白いことが書いてありました。
「72のプリンシプル。」
なんでこの著者はプリンシプルだけ訳さなかったんだろう、
とかそういう疑問は置いておいて、
内容を説明しますと、
たとえば6%の利回りの金融商品を購入したとしたとき、
元金が二倍になるのは何年後でしょう?
すぐに計算できるでしょうか?
かなり面倒です。なんか微分とか使うんじゃなかったかな、と思います?
というのが日本の教育。
しかし、アメリカの教育は、
「72を利率(%)で割ったら元金が大体2倍になる年数になる。」
と、教えるそうです。
じゃあ利率6%だったら72÷6で12年で2倍になるということです。
本当にそうでしょうか?検算してみましょう。
例えば10000円を年利6%の定期預金(そんなものは絶対にありませんが)をに預けたとします。
一年後10600円
二年後11236円
三年後11910円
四年後12624円
五年後13382円
六年後14184円
七年後15036円
八年後15938円
九年後16894円
十年後17908円
十一年後18982円
十二年後20121円
おお!大体合っているようです。
ところで本来、定期預金の利率が0.6%くらいでした。
一方、比較的リスクの低いリスク資産(元本保証の無い資産)の利率が保守的に見ても4~5%程度らしいです。
72のプリンシプルで計算してみると、
定期預金:72÷0.6=120年
リスク資産:72÷4=18年
とんでも無い差ですね。
人間の寿命以上かかる定期預金と、やっと車を運転できる年齢にしかならないリスク資産。
こりゃある程度リスクがあるとは言え、
余裕のある資産を定期預金にしとくのは勿体無いと思いました。
だからといって、
闇雲に投資信託や株式などに手を出すのはただのギャンブルです。
だからもっと勉強しよう、と思いました。
こういったより実践的な教育を施すことで金融に興味を持たせる。
これが日本と海外の金融教育の差なのではないでしょうか。
他にも勉強になることは沢山書かれた本でしたが、
それを全て書き並べると大変ですし、
僕に経済の教科書を説明するほどのリテラシは無いので、
遠慮させていただきます。
どれもこれもわかりやすく書かれていますので、
よく耳にするけど意味がイマイチわからない言葉なども、
これを読めばわかるかもしれません。
興味ある方は書店でパラパラとめくってみてください。