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映画の感想メインにつれづれと…

'93年に上映されたアニメで「機動警察パトレイバー2 the Movie」というものがありまして、私のトップ3に入るくらい好きな映画なんです。


そう、アニメだけでなく洋画も邦画含めた中で。


東京で戦争が起きたらどうなるか?というシミュレーション映画としても優秀ですし、落ち着いた演出で大人のやりとりを魅せてくれる、とてもロボットアニメとは思えない重厚な作品なんですね。


そんでもって、今回の実写版パトレイバーの長編劇場版は、このアニメ「パト2」を再構築したものです。


まぁ、この映画を観に行く人は、ほとんどこの「パト2」を知っているうえでの鑑賞でしょう。


なので「パト2」を実写でやってくれた、この1点にのみにおいて拍手を送りたいですね。


オープニングの音楽、橋に着弾する1発のミサイルから始まる物語、 筧利夫演じる後藤田隊長の行動で進む展開、パトレイバーなのにレイバーが出てくるのはクライマックスのみという放置っぷりはまさに「パト2」そのものでした。


細かいところでいうと、水族館での密談~都内水路での戦争と平和論、F-2戦闘機と管制塔のやりとり(ウィザードリィファン歓喜)、警視庁会議室での責任の押し付け合い(私に手を触れるなのおまけつき)など、細かい状況や登場人物は変えながらも名場面を再現してくれたのは素直に嬉しかったです。


あとなんといっても南雲しのぶの登場でしょう。後姿だけ登場させて、声はアニメ版の榊原良子が演じ、後輩の特車2課隊長に助言を与えます。彼女に「私に手を触れるな」を言わせただけでもうオールドファンは大喜びだし(たとえあざといと分かっていても)、「戦力は、まだある」と後藤さんが言ったセリフといえど彼女が代弁してくれるだけで嬉しかったですよ。


まー実写の演出は相変わらずお粗末だったり、編集がひどいところがあったり、カーチェイスがショボかったりと注文つけたいところは多々ありますが、そこは目をつむりましょう。


都庁周辺を舞台にしてのグレイゴーストvsコブラの戦闘は見応えあったし、太田莉菜演じるカーシャのアクションシーンもなかなか。「パト2」以外の要素でもよかったところはありましたですし。


そんなこんなで、個人的には非常に楽しませてもらえました。



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