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映画の感想メインにつれづれと…

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
赤狩りについてはあまり知らなかったので、この人の存在も…。共産主義者のレッテルを貼られ、ローマの休日を偽名で書いた脚本家。なにより、『ジョニーは戦場へ行った』の小説を書いた人だったとは。己の信念を曲げずに脚本を書き続けた姿は立派だが、巻き込まれた家族はたまったもんじゃないな…。



ダークレイン
2015年のメキシコ映画。大雨で閉鎖された辺境のバスターミナルで起きる怪事件。低予算モノと相性のいい閉鎖空間を上手く使い、モノクロの映像も雰囲気バツグン。そこで展開するのは不条理スリラー。オチはそうたいしたものではないので好き嫌いが分かれそう。期待しないで雰囲気だけを楽しむもの、かな?



新宿スワンII
商業映画側に振り切った園子温映画の第2弾。相変わらず可もなく不可もなくで、園監督の強烈な毒を欲する身としてはいささか物足りない。でも、綾野剛や伊勢谷友介、今回加わった浅野忠信の役者の魅力で見入っちゃう。これはこれで正解なんだろね。



われらが背きし者
『裏切りのサーカス』の原作者、ジョン・ル・カレの同名スパイ小説をユアン・マクレガー主演で映画化。ル・カレは元MI6職員でガチな人。派手なスパイ映画ではないが、『裏切りのサーカス』同様、徹底したリアリティと非情な作風をしっかり映画化できてる。大好きです。



ドラゴン×マッハ!
原題:殺破狼2となってて、1みてねーし。トニー・ジャーが香港映画に出るとなったら、見ないわけにはいかないので。大物ゲスト扱いというか、名前貸しにとどまったというか、トニーのアクションは思ったより少ない。てか、最初ちょっとだけとクライマックスだけやないか!!!!騙された。。。



ひそひそ星
芸術側に振り切った園子温映画。あまりにスポンサーがつかなかったのか、この映画をやっていたこと自体知らなくて、大好きなアンジュルム和田彩花ちゃんから知らされる始末。人類がほぼ滅びた設定でそのロケ地が福島。ひそひそ(声を立てるな)という裏テーマ。そりゃースポンサー付かないよね!でも内容はレトロなSF作品。終始モノクロでBGMもない作品だが、1箇所だけ音楽と色が入るシーンが鮮烈。



聖の青春
松山ケンイチが激太りして、どうしたのか?と思ったらこの映画の役作りだった、なんて話ありましたね。今話題の将棋のお話。重い腎臓病を抱えながらも、羽生善治と文字通りの死闘を繰り広げた棋士・村山聖の物語。少女マンガ好きの変わり者だったので、悲壮感があまり漂わないつくりがいい。だからこそ彼の壮絶さが際立つ。しっかし、将棋の世界は変わり者が多いねぇ。


クラウン
イーライ・ロス製作。ピエロの衣装が着たらそれが脱げなくなっちゃって、子供を殺さずにはいられない体に…。ワンアイデアの作品だけど、悪くない。子供を楽しませるために変装したのに、その子供を食べたくて仕方なくなる父親の悲哀たるや。あと、このご時勢でリアルな描写はないにしても子供を殺すシーンを入れる勇気にも拍手。