奈良観光 | ホーストダンスのブログ

ホーストダンスのブログ

ブログの説明を入力します。

梅雨の中休みとなった今日は、阪神電車で奈良まで足を伸ばしてみました。
昨年の春に次男と奈良・京都の世界遺産巡りをして以来の奈良観光です。

前回は法隆寺を見て東大寺の大仏殿から奈良公園・興福寺といういわゆる修学旅行コースでしたが、今回は私がまだ行ったことのない世界遺産巡りをしてきました。

最初の目的地は薬師寺です。
誰もが日本史で必ず出てくる有名な寺で、天武天皇が後に持統天皇となる皇后の病気の平癒を祈り創建したと習いました。




これらの講堂・金堂・西塔はいずれも最近修復されたようで、いかにも奈良時代という鮮やかな色合いです。
昨年見た平城京跡を思い出させるような色彩です。

こちらの東院堂は鎌倉時代の建築が残っているそうで、これはこれで趣がありました。
道路を渡って別の敷地には玄奘三蔵院伽藍があり、今日は平山画伯の手による壁画の展示とありました。写真撮影は不可でしたが、見応え充分でした。

薬師寺から少し北へ向かうと、次の目的地である唐招提寺が現れます。
こちらも鑑真の創建したお寺として有名で、日本史の必須知識の一つです。


こちらが金堂、盧遮那仏や千手観音像、さらには四天王像など見応えのある仏像が並びます。



続いて講堂が現れます。こちらも見どころなのですが、以外な観光スポットとしておすすめなのが、鑑真和上御廟へ向かう途中にある苔が一面に苔が蒸した松林です。
この写真でもわかると思いますが、さながら苔の大海原という感じです。
最近は苔マニアという人たちがいるそうですが、そのような人たちにとっては必見かもしれません。

唐招提寺を出て、近鉄尼ヶ辻駅へ向かう途中には垂仁天皇陵があります。
かなり大きな前方後円墳で、濠に囲まれた陵は海に浮かぶ島そのものです。

今日の前半の奈良観光はここまでですが、昨年観光した奈良公園や京都の観光名所と違って、外国人客は非常に少ないです。外国人を見かけても団体客ではなく、個人で観光している人が多い印象です。
一方、日本人の高齢者の団体客が目立ちました。皆さん、奈良の街歩きをゆっくり楽しむという感じでした。
全体的に観光客の年齢層が高めのためか、どこも静かな雰囲気で観光することができました。
やはり薬師寺や唐招提寺は奈良観光が2回目、3回目という人たちが中心になり、いわば通好みの観光スポットなのかもしれません。