明日は天皇賞。前日の今日はスワンステークスで渋くサダムパテックの複勝を取ることができました。京都のGⅠウィナーの複勝で960円というのはかなりオイシイ馬券と言えるのではないでしょうか。
さて、天候・馬場が心配された天皇賞ですが、現時点で重まで回復したので、明日の午後には良馬場が期待できそうです。
出走メンバーを見渡すと、実績面ではジェンティルドンナが抜けており、エイシンフラッシュ、トーセンジョーダンといったところが続きます。
上がり馬では重賞3連勝中のトウケイヘイローの勢いが目を引きます。
前回のブログでは3歳クラシックでの出走馬の能力比較についての私の考え方を書きましたが、今回は古馬GⅠでの私の予想方法について少し触れつつ、予想してみたいと思います。
3歳クラシック戦線はルートが限定されていますが、古馬GⅠでは、出走馬は様々な臨戦過程を経てきます。このような場合、私は「どのレースを勝ってきた(好走)してきたか」よりも「どの相手と戦って勝ってきた(好走)してきたか」を重視します。また、そもそもの前提として、私は同程度の実力がある(と私が判断した)馬が2頭いれば人気のない方を買うことをモットーとしていますので、今回の天皇賞もこのスタンスで予想してみます。
まず、実力的にはジェンティルドンナが頭一つか一つ半くらい抜けていると思います。昨年のJCでオルフェーヴルと互角の勝負をして、今年さらに充実の4歳を迎えている以上、この評価は間違っていないと思います。例えば、オルフェーヴルとエイシンフラッシュの比較であれば間違いなくオルフェーヴルを取るでしょう。
馬場悪化だけは心配でしたが、良にさえなれば、多少力を要する馬場になっても大きくパフォーマンスを落とすことはないでしょう。
そのうえで、2番手、3番手にどの馬をとるかがポイントかと思います。前日オッズでは2番人気がトウケイヘイロー、3番人気がエイシンフラッシュですが、これらの馬と同程度の実力を持つ馬がいないか探してみました。トウケイヘイローとの比較でいうと、ダノンバラードは互角と言えるのではないでしょうか。鳴尾記念では斤量差1キロで0.2秒差、その後は宝塚記念でジェンティルドンナに先着の2着。力の要る馬場も合いそうです。エイシンフラッシュとの比較ではジャスタウェイ。毎日王冠は2キロもらいで0.1差の2着とエイシンフラッシュに先着を許していますが、上がり3ハロンは出走馬最高タイの32.7。究極の数字です。エイシンフラッシュとの差は位置取りの差だけで充実の4歳馬ということも考慮すれば、ほぼ互角の力関係と言っていいのではないでしょうか。
ということで、結論は◎ジェンティルドンナ、○ダノンバラード、▲ジャスタウェイ。☆は2年前の天皇賞でいい思いをさせてもらったトーセンジョーダン。押さえで△エイシンフラッシュ。人気のトウケイヘイローは逃げて秋の天皇賞が勝てるほどの力はないと判断して無印です。基本は3頭ボックスに◎-☆、◎-△で勝負ですが、実績に経緯を表してトーセンジョーダン=エイシンフラッシュの馬連も買っておきます。
おまけは例によってタップダンスシチー産駒のザストロンシチーが出走する東京最終Rの河口湖特別。軽く単複を買って観戦します。