~「休息」もトレーニング~中堅コーチ鳥羽の奮闘コラムvol.30 | フープドリームズ【子どもの心技体を育てる地域コミュニティを民の力で運営しています】

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理念
1.未来を築く子どもたちの心技体の成長をサポートする
2.家族や地域社会の和を大切にし、永く楽しめる地域コミュニティを育成する

HOOPDREAMS鳥羽コーチ
秋を通り越して、もう冬ですね~。
寒くなると古傷が痛くなるので、
嫌な季節になってしまいました。


さて今回は「休息」(身体を休める)ついてです。


子供達は、日々バスケットボールの練習を
頑張っていますが、怪我をしたり疲労が溜まって、
身体のあちこちが痛いという話をたまに聞きます。


ミニバスでの場合は「無理をさせない」
というのが原則で、突き指や捻挫など
怪我をした時は、本人が大丈夫と言っても、
練習を休ませます。


先日、ミニバスを卒業した子供から
「脚が痛いねんけどどおしたらいい?」
と相談がありました。


色々と話を聞くと痛みを我慢して練習を
しているようで
「休むとみんなについていけなくなるので、
休むことが出来ない」
みたいな事を言っていました。


 その子には、
「今すぐ休みなさい。」
と伝えましたが、
やはりなかなか納得してくれませんでした。 


確かに休むことは勇気がいることですが、
「痛みがあるまま練習をしても良いパフォーマンスは出来ない」
「痛みが長引くだけでなく、よりひどい状態になってしまう可能性がある」
「その痛みが原因で他の箇所を怪我する恐れもある」
「このままプレーしていると、逆にヘタになるかも」

ということを説明し、
「身体を休めて休息を取るのもトレーニングの1つ」


ということを伝え、納得して貰いました。
(たぶん(^_^;)


 本来は、現場で見ている指導者が
子供達の練習の様子をしっかり観察し、
様子がおかしい場合は休むように
指示しないといけないのですが、
実際には難しいようですね。


しかし、子供達にとっては大切なことなので
「休息=トレーニングの1つ」と捉えて、
対応して欲しいと思います。


子供達の将来の為にも、
「休息」というトレーニングを
適度に取り入れて欲しいですね。