親やコーチの「こうなって欲しい」>>選手の現状、となっていませんか? | フープドリームズ【子どもの心技体を育てる地域コミュニティを民の力で運営しています】

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理念
1.未来を築く子どもたちの心技体の成長をサポートする
2.家族や地域社会の和を大切にし、永く楽しめる地域コミュニティを育成する

さて、前回のブログの続きです。
フードリにいただいた質問に北口コーチが回答しました。
前回のブログをまだご覧になっていない方は
先にコチラをご覧ください。




それでは北口コーチの回答の続きです。
ご覧ください。



↓ここから回答続き↓


B 「確かに女子の試合 で、レッグスルーやバックチェンジなど目にすることは少ない」

C 「せっかく試合に出る機会も多くなってきたので、少しずつでもチャレンジしてもらいたい」



B:女子の試合でも、高校生の上位の試合や、
大学・実業団では見かけられると思います。
そういった試合を見せたり、
レッグスルーなどを上手に
使えるOGや選手を呼んで

見本を見せてもらったり、
有効なターンであることを選手に伝えてもらうのも

良い方法だと思います。


フロントターンの有効性も教えながら、
ケースバイケース、

(ディフェンスの付き方によってなど)では、
レッグスルーやバックターンなどを

活用した方が、ディフェンスを抜きやすくなるし、
スティールされにくいよ。
という感じですかね。
(↑の動画も参考にどうぞ

 

C:親やコーチとしての「こうなってほしい」という想いが、
選手の現状を超えているということを、
親やコーチが理解しなくてはなりませんね。
いつそのプレーが出現するかは、選手の自由です。


あくまでも、コーチは選手の能力や
パフォーマンスを引き出す仕事だと
言うことを
思い出してください。


中学生になって、バンバン使うようになるかもしれません。


今の段階で、無理やりやらせてしまうと、
本人にとって

「無理やりやれと言われて、
やらされたターン=レッグスルーやバックターン」

というような、マイナスイメージで
刷り込まれないとも限りません。
成長を見守るということは、
大人にとっては「じれったいこと」も多々ありますが、
そこを見守れるコーチこそ、
本当に選手本位(アスリートファースト)であると思います。


↑ここまで北口コーチの回答↑


以上が北口コーチの回答でした。


皆さんも、自分のコーチングやティーチングに
疑問を持たれた時、

「本当にこういう指導で良かったかな?」

「別の方法があったんじゃないか?」


と思われた時は、一歩引いて、
子どもの立場、目線で考えてみるのも
良いかもしれませんね。


また、今回質問をいただいた方のように、
我々に質問を投げかけていただくのも
大歓迎です。


皆さんにいただいた質問で、
我々は、皆さんがどんなことに
悩んでおられるか、
どんなことに興味があるのかを
知ることができ、
皆さんが良いコーチ・プレイヤー・保護者になっていけるように
そこをもっと研究してお手伝いすることができます。


我々も同じです。
知らないことは知っている人に聞きに行きますし、
全国各地に良いコーチ等がいると聞けば、勉強しにいきます。
(来月は世界?)
違う分野の方とも積極的に意見交換します。



ぜひ我々に質問、メッセージをぶつけてください。
お待ちしています!