研鑚 良書  鈴木敏文 考える原則 | ファッション業界転職 販売職専門人材会社インター・ビュー

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山口 芳明 の奮闘記



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セブンイレブン創業で、日本一のコンビニチェーンを経営する
鈴木敏文氏の著書です。
非常に多岐にわたる「考え方の原理原則」が書かれています。
1つ1つの基本的な事柄をどれだけ愚直に実行できるか?
という事と、ごく当たり前でありふれてはいるが、
絶頂時に忘れやすくなる「顧客からの視点でものを考える」
こういった点に非常に共感をしました。
スキルやノウハウの類ではなく、考え方の書として非常に
良い、と感じました。
中でも、「データを見る」「顧客視点」「個別対応」というのが
同書のさらなる核ではないかと思いました。
おススメの1冊です。

<本書のポイント>

■スポーツ選手並のプロ根性が求められている
■地味なことを最低一年間続けると必ず結果は出る
■深い関心を持って考え、徹底的に踏み込むことが仕事を楽しくする
■変化対応の知恵を阻むのは頭の硬直化。常に柔軟で
■勤務時間を短くして密度の高い仕事をすれば成果も必ず上がる
■商品表示一つでもお客様の立場で考えると改善案が出てくる
■質の経営に転換するには売上至上主義を脱して利益を重視。
■新しい価値の追求こそ命。安売りの販促で売上は上がらない
■金額でみるのではなく、死に筋商品を排除すれば在庫は減る
■絶対に妥協してはならないのは商品の品質と鮮度。社内の人間関係は関係ない
■時代の変化、社会のニーズにあえば無理に力は使わなくても受け入れられる
■世の中が変化すれば当然仕事のあり方も変わらなければならない
■いままでの仕事を否定してかかることがマンネリ打破の基本
■昨日と今日とは違うという観察眼を養うところから変化への気付きが起こる
■世の中で騒がれたり売れ筋だと紹介されるものはすでに終わった商品。
■地域特性を重視した商品づくり、品揃えを
■地域の特徴とニーズを徹底的に探り、踏み込んで応えよ
■品揃えしてない商品はPOSデータからは出てこない
■仮説検証をベースにした仕事への取り組みこそが、本当の仕事
■経営の最重要課題は機会ロスをなくすこと。値下げロス、廃棄ロスではない
■仮説を立てるときには、商圏やニーズなど総合的な視野に
■データは実数で見る
■天候や気温、湿度とともに変わる、お客様の心理の変化に応じて、すばやく仕事する
■一人ひとりがお客様の立場に立ってニーズから行動を起こす
■横並びの時代は終わった。価値ある質の追求が差別化につながる。
■競合店が増えればお客様も増える
■最大の競争相手は同業の他社、他店ではなく変化するお客様のニーズ
■同業他社との比較は意味がない。商売の価値がすべて
■コミュニケーションを図るときに前提にするのは、相手は容易に理解しないこと
■マネジメントの仕方は性格によって多様。一律ではない
■仕事の質を高めるためには情報収集と情報共有が重要