予期せぬ子育てを引き受ける中年男の物語。
チャップリンの昔から数多くあるが、そうした流れの中で『うさぎドロップ』は、かなりの薄味。
物議(映画では描かれていない原作後半部分)をかもした原作の実写化としてはやや物足りないかなって、、、
27歳のダイキチ(松山ケンイチ)は祖父の葬式のさなか、祖父の6歳の隠し子と初めて対面する。
その娘りん(芦田愛菜)のことは親類一同誰も知らなかったようで、みな戸惑うばかり。
その場で始まった親類会議でりんを押し付けあう大人たちの身勝手さに、思わずダイキチは自分が引き取ると宣言。
だが突然はじまった育児生活は、働き盛りの独身会社員であるダイキチにとって、想像以上に過酷なものだった。
原作第一部のみを映画化したものなので、コンセプトは、ほのぼのイクメン話といったところ。
でも、、、
ゆったり時間を楽しみたいときに、ピッタリかな。
いい時間が過ごせることかと