昨今のビジネス書の1つの傾向として
「読みやすく、ゆるい。そして内容が薄い」
本が好まれている傾向を感じます。
そういった感覚も分かりますし、
読むと感情が動くのですが、
実際の行動に落とし込む際には
かなり工夫をする必要があります。
その点、このダン・ケネディ氏の
書籍では、そういった「ゆるさ」というのが
否定されています。
そして、よく自己啓発書でも王道である
「考え方」を大事にするのではなく、
最も大事なのは「考え方よりも行動」
だと言っている点は、非常に納得感がありました。
私も色んな業界のトップ営業を見ていますが、
皆が「貴人」「成人君主」だとは到底思いません。
むしろ、やることが明確になっていて、
行動的な方が多い、というのが事実としてあります。
そういった行動の原則が26項目と、
成功している起業家の事例、コメントがあり
読み応えのある1冊となっています。
ちなみにこの書籍は書店には
売っていません。
洋書または上記のリンクからであれば
購入出来ます^^
【本文要約】
■誰もが買おうと心に決めたものを買えるだけのお金を用立てられる
■従業員が少ないほうが収益性が上がるのであれば少ない人数で運営するのが、トップに立つ者として当然の義務だろう
■責任を負うことで富は引き寄せられるが、責任を放棄すれば富を遠ざける
■自分の周りを著名人で固める
■起業家に問われるのは自分の事業の売り上げと利益と価値を最大限に高めること