裏社会の交渉術、というタイトルを見ると
いかにも怪しい雰囲気があるが、
中を読んでみると、とても「人たらし」な
ノウハウであるとか、マインドの持ち方が
紹介されている。
ビジネスは交渉の連続である。
しかも相手が必ずクリーンな方法で
交渉してくるとは限らない。
そういった時に同書にあるような
考え方をインストールしておく事で
交渉を優位に進める事が
出来るかも知れない。そんな1冊です。
【本文要約】
■騙されたらアホのフリして乗っかって実を取れ
■見た目の行動は相手のため、その実は自分の益のため、が基本
■裏切りはまず自分の側に責任があると自覚し己を分析せよ
■最後の一言は相手から任意で言わせる
■相手が自信を持っている部分以外の何かを撤退して褒める
■大事なのは謝礼という結果ではなくその過程にある
■催促するだけ損と相手に思わせれば勝ち
■弱みにつけ込む相手に対しては恥ずかしくなるほどの正論であたる
■小 さくても相手が間違えた発言をしたら勝機。失言直後にとことんつけ込め
■相手に感謝されたり気遣かってもらえる言い訳、逃げ方もある