映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」
シリーズ第3作
東京オリンピックの世相を背景に、「家族」の出会いと旅立ちを描く。
作中、登場人物が問いかける。
「幸せとは何でしょう」
いろいろな答えが可能だ。
「幸せとは“幸せの予感”です」――これも答えの一つだろう。
つらくとも苦しくとも、夢に向かって歩みゆく。
その一歩一歩に湧き上がる、期待と手応えと充足感。
それこそが幸せの実像といえるに違いない。
第1作で目にしたシーンがよみがえる。
作家志望の青年が、思いを寄せる居酒屋のおかみに、結婚指輪の小箱を贈る。
中身は空。
しかし彼女は“見えない指輪”をはめて、光にかざし、そっとほほ笑む。
あしたの幸せを予感して、、、
過去にとらわれるのでなく、現在に満足するのでもなく、「さあ、これから!」との心意気で、未来を目指して、前へ、前へ!
いい、映画ですね!!