同書は一言でいえば、ありそうでなかった
非言語が与える影響を書いている本です。
論理では人は動かないけど、
感覚的に楽しそうだ、とかいいなぁと
思えば人は動くものです。
対人関係において、それを「話し方」ではなく
言葉以外から出る情報を、色彩や歩き方、
目の使い方から沈黙の使い方までを紹介しています。
ロジカルシンキングに飽きた方、
NLPなどの操作術に飽きた方には
参考になることも多いと思います。
【本文要約】
■相手にどう理解してもらうかを意識する
■あなたのメッセージはあなたが考える十分の一も伝わっていない
■人は最初に聞いた印象の影響を大きく受ける
■振、顔、声、間、時、場、触、色、装
■三秒で五歩のルール
■アイコンタクトの基本は二秒間目を合わせること
■事前準備、滑舌、顔の筋肉をほぐす
■自己認識、トレーニング、コツを実践
■舞台俳優になったつもりで相手に言葉を投げる
■黙って待てば相手の心を引き出すことができる
■褒めれば育つわけではない
■空間の演出は想像以上に心理的影響を与えるものである
■非日常の場で 脳は活性化する
■日常的な場であっても非日常的な場であってもその場で何が見えるか
■握手をしながら相手の目をしっかり見る