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山口 芳明 の奮闘記

軽妙なトークで場を盛り上げ、テレビに欠かせないお笑い芸人。

毎年のように新しい人が現れ、お茶の間を賑わせる。


だが、だれが今年売れるかを予想して当てるのは至難の業だろう。

人々が求める笑いは常に変化するからだ。


業界を牽引する吉本興業の大﨑洋社長が語った人材育成法が興味深い。


売れる「面白い人間」をどうやって育てるか――。


理屈を学び、練習すれば面白くなるとも、売れている人間から教われば面白くなるともいえない。

だからこそ、持ちネタを披露する、多くの「場を与える」ことに力を注ぐ。


客の前でネタを披露する実践の中で、才能をめきめきと開花させていくのだという。


ここにも、「人材は実践の中で育つ」という鉄則が生きている。


育てる側は、“この人には無理”と見切るのでなく、まず活躍の場を託し、役割を明確に与えることだ。

「後輩が伸び伸びと活躍できる舞台を用意してあげるのが、先輩の役目である」


人間を磨くのは人間との交流である。

共に動き、語り合う。

人と人の触発の中で磨き磨かれ成長していく。


結果を求める組織が増えるなか、先輩・上司は、保身に走るようになる。

そんな人間の下で、人財が育つはずがない。


下の者の尻拭いをする心を持ったリーダーが減ってきたように感じる。

「失敗してもいい、お前の思うように頑張ってみろ」と、後を押し人にチャンスを与えられるリーダーがどれだけいるだろうか、、、


会社、そして組織が意識を変えなければ、衰退するのみだろう。


数字、結果がでていようが、そこで人財が育っているのか?

そこを見逃しては、いけないと感じる。


人財の拡大・組織の成長をもって、評価する。

そんな、社会・組織づくりが求められていると感じる日々である。


昔のリクルートには、それがあったと感じる。

現に、多くのリーダーを生んでいる。


そんな、会社を目指したい。