ファッション通信 -大阪駅ステーションシティ開業1ヶ月- | ファッション業界転職 販売職専門人材会社インター・ビュー

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山口 芳明 の奮闘記

大阪駅ステーションシティが開業して1ヶ月、、、


売上実績はというと、5万平米のJR三越伊勢丹が45億円と

大幅予算割れペース下矢印下矢印がーん


なのに対して、2万平米のルクアは41億円と肉薄キラキラキラキラキラキラ


一番活況を呈しているのは『百貨店なのに・・・・』という

キャッチフレーズで駅ビルとのハイブリッド型百貨店を謳った

大丸梅田店だが、、、

こちらは6割り増床の64000平米で670億円という予算

(売場面積の15%を占めるテナント部分は家賃のみ計上だから

実質売上はほぼ770億円と推計)だったが

5月売上は前期比73.6%増上げ上げ上げ上げ上げ上げとかなり予算を上回っている。


この勢いだと、大丸梅田店は800億円超ペースビックリマーク

予算270億円のルクアは300億円を軽く上回る一方、

JR三越伊勢丹は予算の550億円を100億円も下回りかねない。

JR三越伊勢丹の不人気は、駅ビルとのハイブリッドを謳って

大衆価格でOL層もカバーした大丸梅田店の親しみ易さに較べ、

小奇麗なブランド揃えと伊勢丹流の統一環境編集平場にこだわって

親近感を欠き、大阪人の好みに合わなかったというのが

大方の見方だろうか。。。


コテコテ好みの大阪風に対してスッキリ気取った関東風が空振った

という見方も出来る。

関西人が力入れてコテコテに着飾るのに対し、関東人はサラッと

薄味に着流してしまう。


文化の違いは時として大企業の思惑も狂わせるのだろうか。。。