内村鑑三が『代表的日本人』の一人に挙げた
江戸時代の米沢藩主・上杉鷹山。
「民は国の宝」を
信念とした彼は、藩政改革の方針を「三助」として示した。
(1)自ら助ける「自助」
(2)(互いに近隣が助け合う「互助」
(3)藩政府が手を伸ばす「扶助」
である。
この三位一体の改革を次々と断行し、窮乏に沈む藩を見事に再建した。
災害対応でも、「自助」「互助」「扶助」のいずれもが欠かせない。
住居や生活手段など、すべてを奪われた中で、東日本大震災の被災者は、「自助」「互助」の力を見事に発揮し、奮闘している。
問われるのは 「扶助」―― 社会全体で、これからどう支えるか。
さまざま、現 管政権に対し声があるかと思うが、、、
今日・今・今から、社会全体一人一人がどう捉え、
どう行動を起こしていくかが大切なのだろう。考えていきたい。