1930年代のアールデコの雰囲気をコンテンポラリーに、そしてラグジュアリーさも兼ね備えた外観が一際印象的なのが、マンハッタンの5番街にあるルイ ヴィトンのメゾン。
このビルディングのデザインを手がけたのは、日本人建築家の青木淳さん。日本のルイヴィトン店の外装デザインも青木さんの作品だ。
(※一部内装を手がけている店舗もあり)。
ビルディングそのものが既にアートの様なルイヴィトンのメゾンですから、そのウィンドウディスプレイは、ラグジュアリーな商品を見せるというよりもいわば小さなファッション美術館の展示を見るよう。
今年2月、ニューヨークのメゾンのウィンドウにインストレーションされた「Collectors(コレクターズ)」。
パペットやプロップ製作、そしてデザイナーでもある Billie Archilleo が手がけた今まで見た事のない動物たちを象ったルイヴィトンの『バッグ』。
そしてそれらのインストレーションを行ったのは、イギリス南東にあるデザインや製作、インストレーションを手がけるクリエイティブコンサルティング会社「CHAMELEON」。
このコレクターズのインストレーションは最初、イギリスのニューボンドストリートのメゾンのオープニングのウィンドウに登場し、その後ニューヨークのメゾンのウィンドウにもお目見えし話題を集めた。
そしてこの4月、再びCHAMELEONのインストレーションにより、ニューヨークメゾンに「Ostrich(オーストリッチ)」をテーマにしたウィンドウが登場した。コレクターズの時も巨大なキリンが登場しましたが、今回はオーストリッチ。 実物大のオーストリッチの卵の中には、今度は美しい『靴』たちが。
オーストリッチの卵を象ったインストレーションにしたのは、今月イースター(復活祭)があるからでしょうか?