今から80年前の1930年、インド独立運動の転換点となった「塩の行進」の後、投獄されたガンジー。
ガンジーは、獄中から弟子たちに毎週、手紙を送り続けた。
その中の一通。
人を“一滴の水”にたとえ、呼びかけている。
「一滴の水が、大海を離れて存在を主張しはじめると、たちまちにして蒸発してしまいます。」
だが、「自己中心主義の鎖を断ち切って、大海に融けこむならば、わたしたちは人間であることの尊厳に参入できるのです。」(森本達雄訳『ガンディー 獄中からの手紙』岩波文庫)と
この言葉の通り、彼は民衆の小さな力を結集、“非暴力”を勝ち取り、その思想と運動は世界各地に受け継がれていった。
水が一滴一滴、海に集まるように……。
人は、皆“一滴の水”。
自己の殻にこもり、孤立すれば、はかなく消える。
だが、大いなる目的・目標に生き抜けば、大海のごとく境涯を開き、世界を動かす力となるということでしょうか
会社という組織も、本来1人では届かないところへいこうとできたもののはずが、いつのころか会社という組織が人格をもってしまったのかもしれない、、、
人を活かす会社・組織。。。 そのなかにいる一人ひとりの人間。。。