土曜の夕方、教習所からの帰り、その足で吉祥寺へと赴いた。


ひとまずZOOへ。
そこでは式、さぷー、ちむ、やすが卓を囲んでいた。

レートは0,5ー1-2。チップ鳴きアリ。

かなりの高レートだ。


僕が着いたとき、すでにかなりの額の金が動いていた。

無論帳面上でだが、式のチップはすべて無くなり、その殆どはさぷーのところへ。


そんな中俺は、久々に見る顔ぶれに高校時代を思い出し、彼らとの他愛ない遣り取りに勤しんでいた。

そして俺が今からパラッツォに行くと告げると、やすがまず一言、「負けるよ~w」と。


実はさぷー、ちむ、やすの3人はスロットを打ってきた帰りだという。

そのうち一人はマイナス10Kだったらしい。他はしらん。


やすの煽り発言に続いてさぷーが言う(式だったかな)、「いくら突っ込むの?」、「上限は?」と。

実のところ10Kまでなら問題なく注ぎ込めるだろうと思っていたが、負けがコワイので。

俺「マキシマム5Kで。」


そしてすぐ一路パラッツォへ。


着いてまず1階の大海・超海の様子を見る。

大海はそこそこだが、超海は出てる。


次に新台の並ぶ地下へ。個人的に興味のあるサンダーバードをチェック。

案の定台数が少ないせいもあって満席。しかも全員が箱3個以上積んでいた…。


そのブチヅキどもを尻目に2階へ。


2階にはエヴァ・ヨーモニ・ムム・子連れ・何か・超海とある。


ここで俺の選択肢にもはやパワフル・ゼロは無かった。

だって当たっても続かないし。なんだか演出に飽きてしまったから。


さて、エヴァか…超海か…

フロア一通り覗いてみると、エヴァほぼ満席。超海は若干の空席。

そのときだった。


キュラ・ランン!!


俺の頭の中で閃光がほとばしった。

そのまま何かに導かれるように超海、回転数112、大当たり数18の台に座る。

会員カードを差し込み、玉を流す。


しかし、入らない。ヘソに入らない。スタートチャッカーに向かって行かない。

どういうことだ?さっきの閃きは何だったのか?


うう、ララァよ私を導いてくれ。


そこでマリンちゃんモードに切り替える。

すると一玉入る。


が、当たらず。

最初の0,5Kが尽きようとした矢先、もう一玉ヘソに吸い込まれていった。


するといきなり、リーチ。


踊るマリンちゃん。


さらに魚群がその後ろから現れる。


ドゥドゥドゥドゥドゥドゥ…ピロ。


カニさん3匹縦に並んでいる。数字は9番。


ブチヅキ。


正直自分のバカヅキさに発狂しそうだったがそこは人として、浜田山モラル五本の指として自重自戒。


そこから怒濤の4連荘。

最後に単発を引いてしまったので、時短後即止め。


出玉数6225発。


収支。

前回までが-1K。

金曜ベルファンで-6K。

同じく金曜パラッツォで-3,5K(貯玉再スタート7回分)

この時点でのトータル-10,5K


そして土曜

投資0,5K

総貯玉数6775。24Kと少し。

トータル+23,5K


総収支+13K。


ここから俺のランが始まる。


今日学校帰りに吉祥寺で買い物ついでにまたパラッツォへ。


まずエヴァ。

3K回して全く何も起きないのでやめ。


そのままムムちゃんへ。


回し始めるとなかなか良い台だったらしく、最初の1000円でおよそ40回転回った。


その千円が尽きかけてさらに玉を補充しようと貸し出しボタンに手を伸ばすと、何やら画面が見たことのない光りかたをしている。


なんと九つあるマスの真ん中を除くすべてがフルーツで埋まっており、リーチがかかっていた。


一瞬、びっくりしたが、特に演出もないので「まぁ当たらないだろう」と思いつつ、でも「当たったらうれしい」と考えながら玉を無駄遣いしないように、玉の供給を一時的に停止させるボタンを押していた。


そしたらいきなりメロンが真ん中に止まる。


そしてムムちゃんが「フィーバー!!」って言いながら画面の下から出てきた。


この時初めて当たったのだと理解した。


うおおおおおおお。


正直、嬉しかった。


発狂寸前だったが、人の目の手前、自重し黙々と玉を送り続けた。


当然のごとくパワフルチャンスはモノに出来ず、即やめ。

前回の失敗を教訓に今回は深追いしなかった。


そのまま出玉はカードへ。


1760玉。

およそ6Kと少し。


前回のまでのマイナスが、-3K。

今回の投資が、-4K。

今回の収入が、+6K


収支-1K。


あとはきっかけさえあれば一気にプラスに持ってゆけるだろう。


勝負は土曜日か。


学校帰り吉祥寺に寄ってパチンコ打った。


式がすでにいた。


ひとまず地下の「超海」から入る。


一台目、1Kで12回転しかしなかったのでやめ。


二台目、1Kで21回転。これは良い代だと思い、続けてもう1K。しかし、その途中他の台を見たくなり煙草と携帯を置いて席を立つ。


三台目、1Kで27回転。きたと思い、すぐさま荷物を移動し、続けて5K打ち込む。

しかし、回転数が落ちてゆくばかりだったのでまたまた席を立つ。


「超海」は無いなと思い、2階式のいる「エヴァ」へと向かう。

すると、式の斜め後ろの席が空いていて、式が座れと合図している。

もしやハイエナチャンスか!と、回転数の表示を見ると「1106」とある。


本当に行けるのか?などと、少々不安だった。だが、いざ回してみると1K目26回転。式やる!

そしてミッションモードやステップアップ予告が出るたびに期待に胸を膨らませたが、4.5K打ち込んでやめ。


そして式に誘われるまま、1階の「大海」へ。


二人並んで座れる席を見つけ、じゃんけんをする。

式が勝った。式は左の席に座るというので、俺は右の席に座った。


そして懐かしい画面を見つめながら打つこと20分、2K程入れたときだった。


「リーチ!」


ターララーラターララーラ♪

音楽がなる。


ドゥドゥドゥドゥドゥドゥ♪

当たり牌が近づいてきた。


ジャキン!

当たった。単発。


と思いきや、ドゥーーーーー、ピロ。

確変昇格。


ブチヅキィーーーーwwwwww


その後さらに単発を二回当てて、それで終了。


換金してみると、15.5K。

注ぎ込んだのも、15.5K。


結果的に、ブチヅキのおかげで収支はプラスマイナスゼロ。


次はプラスにもっていかなきゃな。


まず結論から言わせて貰おう。


弾飛留ほど腐った雀荘は他にない。


あそこはもはや雀荘ではない。ゴミとクズが集まる溜まり場と化している。


今すぐ今日打った奴ら殺してやりたい。


あのキノコ野郎め。下手くそが。


気持ち悪いリーマンめ。


くそメンバーども。


あのデブメンバー殺す。


いつか殺す。


絶対殺す。


出来たら麻雀で殺す。


しかしもう二度と行くことはないだろう。


やはり麻雀において一番重要なのはメンツか。


よく分かったよ。


あいつらがやっているのは麻雀じゃなかった。


俺が知っているの麻雀はあんなゲームじゃない。


今度火でも付けに行くか。


だけど放火は重罪だからなぁ。


なんか簡単な方法無いかなぁ。


負けた負けたよ。


半荘3回


順位3-3-4


16000G負け


切ない。


心完全に折られたよ。


金の力はすごいなぁ。


こんなにも簡単に人のテンションを下げられるのだから。


ところで唯一の見せ場だった手牌をどうぞ。


 配牌六萬 七萬 八萬 九萬 六索 七索 八索 九索 東 西 北 中 中   ドラ二筒



 ツモ三筒 四筒 七筒 五筒赤 二筒 一索

 ツモ四筒 四索 九索 七筒



捨て牌西 北 東 九索 九萬 一索

捨て牌四筒 中 中 二筒横




2巡後。



最終形六萬 七萬 八萬 三筒 四筒 五筒赤 七筒 七筒 四索 六索 七索 八索 九索   ツモ五索赤



リーチ・ツモ・赤・赤・裏


満千五。


ギリギリだった。


正直に言うとこのとき以外にも手は入っていたが、成就しなかった。


ぬるいな。


先日、弾飛留へと再び赴いた。


その時は前とは状況が違った。というのも、酒が入っていたのだ。しかもかなり。


今まで酒が入っている状態で麻雀を打ったことはほとんど無かった。

唯一記憶に残っているのは地元の仲間と飲み、そのまま明け方まで打ったことだけだろう。


店に入りメンバーに言う、「フリーです」。すると店員は今東3なのでしばらくお待ちくださいと。

ふとおかしいなと思う。4人いるはずなのに。

そう思い後ろを振り返ると、そこには古びた木製の扉があるだけ。


意味が分からない。


まあいつものことかと受け流し、メンバーに外にあと3人いますと説明する。

いちいち余計なことで俺に労力を消費させないでくれと思う。


店に全員が入ったところでもう一人同卓で打ちますとメンバーに告げる。

たしかみずやんは見学と言っていた。式なのかと振り向くと、ミクシーにログインしようとしている。

そうかブランキか、と声をかけるとあまり打ちたくなさそうな顔。式の方を見つめている。

メンバーが、誰が打つの?と聞くと、式が「しぶだよう~。」などと言いつつおもむろにポケットからズクを取り出す。


そしてメンバーが新しく卓を立て、席に着いた。北家スタート。

さほど牌牌には恵まれなかったが、東2局あたりで式の後ろに立っていたみずやんが俺の後ろに座る。


観戦者がいちゃ下手な麻雀は打てないな。


そう思ったのもつかの間、式が一躍トップに躍り出る。


やはり俺はこいつには勝てないのか。


なんて考えていたりしていた。かなり酔っていたのだろう。

しかし東2局、ついに放銃した。

そして今までせき止められていた何かが溢れ出し、さらに放銃。


そして東4局、勝負手が入った。

一筒 二筒 二筒 三筒 三筒 四筒 五筒 七筒 七筒 八筒 八筒 九筒 五萬赤 中   ドラ三萬


この形からホンイツの可能性など極めて低いのにもかかわらず日和って、打五萬赤 、すると下家のメンバーが鳴く。


2~3巡後、下家ツモ上がる。

三萬 三萬 三筒 四筒 六筒 七筒 八筒 四索 五索赤 六索   五萬赤横 六萬 七萬   ツモ五筒赤



俺が鳴かせたせいで跳満ツモられ親カブリ。


しかも、意識が朦朧としていたので、次局開始後に「何で今のは跳満だったんですか?」、と聞く始末。


あのときは本当に恥ずかしかった。

みずやんの笑い声が胸に突き刺さるようだった。


程なくして半荘が終わり4500払う。途中2枚オールをやっていたおかげで、ラスにしては少ない出費だった。

そして2半荘目に取りかかろうと、弾飛留唯一のアルティマに移る。


しかし、みずやんとブランキは局が始まる前に、帰ると言って店を出て行った。


それは終電が近いからだったのか。それとも俺の麻雀にがっかりしたからだったのか。


どちらにせよ唯一とも言える麻雀仲間の後ろ姿を見送るのは少し寂しかった。