では第1弾。恵比寿天窓スイッチにて、ブルブルと平義隆のツーマン

客席の大半は20~30代女子

まず登場したのはブルブル。いつものドラム小太郎君とベースを加えた4人構成。鍵盤担当のUJは、会場のスイッチにグランドピアノ据え付けなので、今日はアコースティックに。
1)光
2)窓
3)少年時代
4)夜に咲く太陽
5)キキトドケタリ
6)もしも君が笑ってくれたら
7)その風にのって
(何か違う気もしますが…)
声の調子良さそう。ブリーズライトもなし(笑)少し裏声がひっかかっていたが、こういう時にバンドで「限界ライン」「アイコトバ」聞くと最高なのだが、今日はアコースティックなバラード「光」から。女性客の反応悪くない。愛ちゃんの媚びないナチュラルさ、格好良いスタイルとファッションが好印象だった様子。何より腹の底からの裏表のない声が、女性にもストレートにズドンときたことでしょう。
「夜に咲く太陽」あたりから、熱を帯びて、「キキトドケタリ」の緊迫感と感情移入しやすい歌詞、曲のなかで描き出すドラマ性が、本日最高。逆にいつも、すっと心にくる「もしも君が~」が、あまり切なくなかったが。
最後の「その風にのって」まで熱唱に次ぐ熱唱。昼時から重たいくらい。ブルブルに癒し系やほのぼのを求めるのはお門違い。全力熱唱こそ、愛ちゃんだ。良かった。
続いて女性ファン待望の平さん登場。ジーンズにV襟の白シャツ、黒ジャケット。カジュアルだけど着崩れ感なく好感。美形ではなく野性的。歌い始めると、おおっ、男っぽい

張りのある声ではないが、力強いリズム感。ブルースっぽく、尾崎豊のようなテーストも。ギターをかき鳴らしつつも、うざいアクションはせず、堂々と正面を見据え歌う顔には厳しさが。真剣に音楽にかけてる姿勢が伝わる。伴奏のピアニストの風体はまるで野武士。いいねえ。
楽曲も硬派で、力強く腹の底から力が湧いてくる。こういう演奏聞いてると、自分もこんな風に格好良くステージに立ちたくなる。
アンコールでは、ブルブルも登場。平さんの曲をセッション。短いリハだけにしては、聞き応えあるハモりで、盛り上がった。
今回は、UJが平さんのツアーに参加するなどの縁で実現した企画。ブルブルは今後も、ワンマンとツーマンを多くやっていく意向。せっかくライブに行くなら、好きなアーティストはたっぷり聞きたいもので大歓迎です。その相手がこういう実力派だと、益々楽しい。是非、色々なアーティストと格好良いステージを今後も期待大だね。