まずは中山由衣。世界規模の音楽コンテスト、Voice of McDonald'sが現在、米フロリダ州オーランドで開かれている。本日、最後に残った3人による決勝が開かれる。簡単に言えば、世界118カにあるマクドナルド従業員の中で、だれが最高の歌い手か決めたろうじゃないか、という大会。日米欧だけでなくアジア、中南米、アフリカなどまさに世界中から

1年かけて各国・地域で幾次もの予選審査が開かれてきた。昨夏に日本大会が開かれ、さらにグローバルなインターネット投票などを経て、12月のある日、VoM世界大会に出場できる12人のセミファイナリストが発表された。そう、その中に日本から唯一選ばれたのが中山由衣だ。
マックのスゴイのは、ここから。12人にはボイストレーニングの機会を設け、世界大会には同伴者も招待し、1週間以上の滞在費や食費を支給、付き人や通訳も割り当て完全にスター待遇。現地でのボイトレなどのレッスンの場も提供し、12人が最高のパフォーマンスをできるように至れり尽くせり。そして賞金も優勝で約250万円、準優勝で約100万円だ。
広く大会情報を公開して、出場者だけでなく、全世界のクルーのモチベーションや、ブランドイメージ向上につなげている。企業PR効果も大きい。
さあ、そして我らが中山由衣はどうなったか。
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ざーんねん。上位3人のファイナリストには残れなかったよう。でも、本人もこの貴重な体験を通じ、一回りもふたまわりも大きくなれた、とブログで報告。すごく前向きだ。ちなみに上位3人は韓国・ペルー・フィリピンの代表。韓国のJin Hurが個人的には気に入っていますが、フィリピンの女性も大物感が漂っていて、結果やいかに。優勝者には世界メジャーデビューも約束されている。
由衣ちゃんの結果は残念でしたが、日本での活動に今後一段と力を入れていくのではないか。現在、大学4年生。就職活動していないところみると、多分、VoMを協賛したソニー・ミュージックからのメジャーデビューも決まっているのだろう。もちろん、簡単にヒットシンガーにはなれないだろうが、今後の活躍に大いに期待したいね。
さて、もう一人。その由衣ちゃんの親友で、こちらもやはりシンガーソングライターの廻田彩夏にも注目だ。
彼女も同じく大学4年生。昨年の12月に開いたメリクリライブを最後に、就職活動に専念するため、しばらくライブ活動をお休みしていた。そこに、先日、ブログで報告が…
「ついに、就活が終わりました」
力瘤マークが付いていたので、納得のいく結果が出たのでしょう。この超氷河期に、4月上旬に内定を決めたのは、やはり彼女の抜群の行動力や性格などが採用者が高く評価した現れと思われます。自分が採用担当だったら、是非にでも入社してもらいたい人材だと本当に思っていたから、すぐ決まると予想してたけど。
そして、待ってました。ついに、ちょっとだけながら、活動再開です。来週月曜日にイベントへの参加という形で、歌うらしい。これは聞きにいかねば。本格的にライブ活動を再開する予定は未定で、かねてから就職決まったら世界を旅すると話していたので、いろいろそちらも計画を練っているのだと思う。
旅行といっても、マワリーのことだから、単なる観光旅行ではないかもしれない。彼女は若いころから(まだ若いけど笑)NGO団体Peace Winds Japanの活動にも参加していて、音楽親善大使を務めている。CDの売上の一部を寄付し、ボランティアに参加するなど国際貢献活動に積極的だ。今回歌うのもこのPWJ講演会の一環。PWJは、リベリアやスーダン、アフガニスタン、モンゴルなどの難民や避難民、貧困者らの救済活動を支援、井戸を作ったり、作物の種を届けたり、子供の生活を支えるなど「必要な人々に必要な支援を」提供しているNGO団体だ。
さあ、久しぶりのまわりーの歌声、楽しみだ。何を歌うかなあ。あれとあれは確定として、「イチバン」「カシグレ」なども聞きたいところです。ちょっと、ワクワクしてます。