宴、その後に | 音楽偏遊

音楽偏遊

最近見たライブや気になるアーティスト、気に入った店や場所など偏った嗜好で紹介してまいります。アーティストさんへの言及などは、あくまで私個人の見解であり、特に中傷や攻撃を意図したものではないこと、ご了解下さい。

行けなかったライブの事、書いても虚しいがちょっとメモっておこう。

2月5日、6日の2日間に三軒茶屋で繰り広げられた「If The Girls Are United」のレコ発ライブ。盛り上がったようですね~。

特にお客さんと出演者の一体感、行かれた方から色々聞き、皆さんのブログなどを拝見するだけで羨ましくなる。ファンの皆さんがお金出しあって会場入り口に飾られた見事なスタンドフラワー。出演者の皆様へのアルバムタイトルをあしらったデコレーションケーキ。あずままどかさんにnozさんらが贈ったループ。参加したかったなあと、つくづく感じてます。

ファンの人たちの熱い想いに応えて、演奏も素晴らしかったようす。特に旦那さんとお子さんを伴って八丈島からいらした「きたはらいく」さんを、やはり聞きたかったなあ。

SHUUBIの格好良さや、ヒメノアキラの「シンガーソングライターは唄う」、新生あずままどかEX、拝郷メイコの圧巻の初日ラスト、河合杏林のかわいさ(日曜の自主企画@下北沢もご苦労様)、ヒメノアキラの「勇敢な鳥」の勇姿、皆で歌ったハセガワミヤコさんの「通り雨」などなど(順不動)。全て目撃したかったものです。

そして、さっちゃんの奮闘&感動ぶり、「1、2、3」からの気持ちのこもった演奏、力強く語った「女性シンガーソングライターのシーンを盛り上げたい」という言葉。

まるでその場にいたかのように語れるのも、多くの人がその空間に感動し、伝えたいと欲したから。その場が発したエネルギーが、時空を超えて波紋のように広がり届いてきた。その波紋に触れただけ、行ってもいない僕まで何故か感動している(笑)

ああ、自分もその場に居合わせたかった。一体になりたかった。そう思える貴重なイベントだったようです。その上で、少し考えた。

このライブがあっても、無くても勿論、日々11人のアーティストのみなさんはライブを重ね、新曲をリリースし、成長やモデルチェンジを続けている。また実力を伴った女性シンガーソングライターも次々と登場してくる。たゆとう時の流れの中で、それぞれの活躍は一瞬の輝きかもしれない。しかし、間違いなく足跡は残る。同時代を生き、その音楽に触れた一握りの人たちの心に感動や共感、癒しを与えてくれる。そして動かされた心は必ず波及する。

今回のイベントは、音楽シーンの一つのエポックになったと思う。メジャーシーンではないにしろ、そこを目指し活動中でコンピに参加していない多くの女性シンガーソングライター達の心にも何かを植え付けただろう。それは新たなモチベーションか、夢か。

きっと、気付かぬ所へも波紋は広がり、また違う化学反応を起こすだろう。そして紡がれたタぺストリーが折り重なるように歴史が築かれていく。

我々は常に歴史の目撃者である