みさちゃんの元に、いきなり面識ないベンチャー社長からメールで出演依頼があり、二つ返事で引き受けて驚かれたとか。出演4組のトリを飾っていました。
歌った曲は
1)冬の空
2)バースデー
3)糸(中島みゆきカバー)
4)その涙が乾くまで
5)カタチのないもの
6)ありがとね
en. 翼になりたい
(出演者全員で)
クラシック中心のホールだけに、響きが最高。よく伸びて響くみさちゃんの声質にぴったり。初めて聞いたお客さんや関係者の方々も彼女の心を打つ水準の高いステージに驚いていた。
どの曲も気持ち良さそうに歌っていて、声もメンタルも好調そう。最近、地方ツアーが多いが、きっと新鮮な出会いや体験が彼女に新たなエネルギーを注ぎこんでいるのだろう。
ピアノ伴奏はいつものかなちゃん(だっけ?)で息もぴったり。「その涙」「カタチの」などで、きれいにハモっていて、曲の魅力アップしていた。
総括すると声の広がりや、ゆるぎない世界観、心をとらえる技術、どれもこの日の出演者の中では最高だった。いや、ファンの身贔屓でなく本当に。今挙げた3つの要素は、ホールだと増幅されるんだな。
この日は1曲カバー縛りあり。前3組は揃ってジョン・レノン。紅一点の彼女は中島みゆきで勝負。この「糸」が、みさちゃんの歌の世界観にピッタリ。本人もmixiで自分の歌のようと書いてるが、歌い込んだらすごい事になりそう。だって、歌詞もおぼろで時折譜面見ながらだったにも関わらず、サビでゾクッときた位だ。
歌詞がいい。うろ覚えだが

よこ糸は私
織り成す布は、いつか誰かを暖めるだろう

あり来たりな比喩だが、削ぎ落としたシンプルな表現が、シンプルなメロディーに乗って心に飛び込んでくる。勿論、みさちゃんの表現力ありきだが、さすが中島みゆき。ムチョ レスペクト。
他の出演はOAが男性2人組のBEN。デュオではなく、2人ともアコギで、1人だけボーカルというスタイル。サポートギターがディレイかけていて、波紋が広がるような優しい音作る。Voも力任せに歌わず、高音もでていて、穏やかな雰囲気。草食系?
2番手が「黒赤ちゃん」、3番手は「吉田司」。さらに、この日の主役的な存在感があったのが進行役の2人。ミス法政と格闘技チャンピオンという美女と野獣。この辺りの話は次項で(続く)