そんな夜の暖をとりに赤坂グラフィティへ。
拝郷メイコ見に行ったのだが、初めて聴いた他の二組も良かったよ。
最初に登場したのが古瀬陽子さん、33歳(笑)もうすぐ誕生日と明るく笑いとばし、親父ギャグ連発する博多っ子。最初、ステージに上がった時、男の子にみえた(ゴメン)
1.星の砂に願いを込めて
2.窓の外は雨
3.Desperado
4.君が好きならそれだけで
5.一人じゃないから
6.夢は夢のままで
声が拝郷メイコ似。ともすると、昔の彼女はこんな風に歌っていたかもと思わされる。ただより奔放で、明るいかな。メイコさんが突き詰めて凝縮して今のスタイルになったとすると、古瀬さんは外へ開放している感じ。方向が違う。メイコさんがポップスとして音楽性を高める方へ、古瀬さんは叙情性を求めてフォークに向かってる感じだ。
いろいろ紆余曲折し、プライドが高かったのか気楽に他のアーティストとも話ができなかったとか。自分ではそれをシャイと表現していたけど、委縮して話ができないタイプではなし。でも、今は肩の力がずいぶん抜けてきたのか、楽しげで「一緒に飲みいこかー」と声かけやすい好印象でした。吐き出したい気持ちが濃厚なのだろう。私小説とか将来書きそう(笑)
個人的には、3曲目の「デスぺラード」がナイス。実は僕もカーペンターズのベストアルバムでこの曲を知り、何度も聞き込んだ口。当時は孤独で、カーペンターズの語りかけてくるような歌声が心に沁み込み感動したものです。それが実はイーグルスの曲だったと知ったのは、10年以上後でした。
古瀬さんの歌い方が、これはカーペンターズの「デスペラード」だあ、と嬉しく思っていたら、彼女もこの曲をカーペンターズで聞いて育ったとか。やっぱり!いやー、同士よ、嬉しいぞ。
この日の個人的ベストは「ひとりじゃないから」
まだ新曲でCDになっていないとのことで、音源入手できず残念。でも、本人も一番、今の心境に近いと語っていたので、彼女が変わりつつあるという推察は、当たらずといえども遠からずなんだろうな。
さて、2番手に拝郷メイコ。最後がバンドだから、この位置はしょうがない。
アルバム「Hello Tree」発売前日の新宿タワレコのインストアライブから(僕もそこでCD購入しました)始まった「西へ南へ」のレコ発ツアー。その終着点としての11・8ワンマンライブを先日終えたばかり。MCでも、ワンマンから10日間で何かが大きく変わった気がすると語っていたのが印象的だった。
ワンマンでピークに到達した達成感と疲労、そのあとの喪失感、ふと我に返る瞬間、色々な思いが去来したのでしょうか。
1.?
2.三日月?
3.ソイトゲヨウ
4.水色の照明に照らされて…あれ、何でしたっけ?
5.悲しみcloset
6.garden
7.家路
6曲目にモンスターを持ってきて、ラストがガーデンと思っていた。時間超過気味だけだったけど、「お願い、もう一曲歌わせて」たいって歌い出した「家路」。どんな思い込めたのだろう。




最後に登場したのが「唄奴」。ちょうど一年前にデビューしたのかな。今、まさに売り出し中のノリノリ女性2人組。
女性デュオというと、きれいなハーモニーと思うけど唄奴は違うんだね~。デュオというより、関西ネーチャンパワーがダブル




しかしボケと突っ込みがしっかり分かれいて、さすが。笑いに引き込まれて、歌にのせられて、ライブ聞きにきてた人はみんな手拍子して手を振って、楽しかったはず。
歌も2人の掛け合いや、コーラスがバッチリ決まっていてすごい。練習したんだろうなあ。でも、笑い飛ばして全て楽しい事にしてしまいそう。
また聞きにいこう
