またまたブラッとライブへ。「Precious」というタイトル通りの演奏に期待して、聞いたことのない3人をチェック
一人目は間に合わず、
2人目の「小川サカナ」から(どういう芸名だ?ブログのタイトルも「えら呼吸」だぞ)
うーん官能小説のようなかなり直接的にエロな歌詞の歌を、黒の肩を出したワンピと大きな白玉連ねたネックレス、ピアノに赤いバラで。狙いは分かるが、(ブログのタイトルはよく見たら「エラ子宮」だし)、本人が官能的でないよ。ミスマーッチ。地声が割れてるし。「お母さん来てるから、このくらいで」って、おいおい、すでにエロエロだぞ、歌詞世界だけは。本人は色っぽくないけど。
3番手はASAMI
やった!バックがヨッシーと菜美ちゃん。期待膨らむ…
でも、うーん、ちょっと好みと違ったかな。50代?アラフィフのファンが多数来場しているのにはプチ驚き!?曲も中森明菜のよう。こないだ聞いた沢田聖子ほどは古くはなかったけどね。
みんなで一緒に歌おう、と尾崎”I love you” 。「さあ声慣らしはできたね」と、その後のオリジナルもお客さんに「一緒に歌おう」と。これが彼女のライブのスタイルらしい。確かにアンケートのうらが歌詞カードになってる。でも始めてだしなあ、と聞いていたら歌っているお客さんが結構多いぞ。彼女が若い頃からのファンがこうして応援してるんだろうか。ちょっといいね。
菜美ちゃんは相変わらず、笑顔が素敵。ヨッシーは本日のアーティストの中でベストの演奏。抑えた伴奏ピアノだったけど、他がね。ただ、ピアノにビーサンはどうなの?
トリはChikage
うーん 素敵なアーティストっぽい雰囲気あるのだが、楽しんでない。思わず、聴いているこっちも眉間にシワだ。
スタイル良くて、センスも良さげ。なのに、勿体ない。ご自身のピアノ伴奏も、サポートのギターもいまいちで、のれない。パーカッション系が切実に欲しかった。
カバーで、マドンナのIla Bonita。いい曲選んだんだけど、明らかに練習不足。
その後のアルハンブラ宮殿を意識した、スペイン歌曲風のオリジナルも良い曲なんだけど、ここでもパーカッション系の不在が悲しい。最後もさわやかな曲を拍手お願いしますと歌い始めたんだけど、どうもリズムが合いずらく拍手も小さめ。
ギターがパコ・デ・ルチアのようなら良いんだけど、ちょっとChikageのボーカルとあのギターだけでは盛り上がれないなあ。少なくとも彼女がもっと笑顔で見ている客席を楽しい気分や優しい雰囲気に包んでくれれば良いのだけど。
本日、3人ともに共通していたのが、声帯の弱さと音感不足、そしてテンションの低さ。声量でぐーっと客席をのせるタイプではないのにもかかわらず、優しくもなく癒されなかった。聞いているほうは困る、こういう展開は。天窓のブッキングさん、少し考えてください。