前回は、「フィレモンへの手紙」を紹介しました。
聖書を読む目的は、御言葉を実践に繋げていくためです。
単に、知識を得るためだけに終わってしまっては、宝の持ち腐れになってしまいます。
聖書を読むことによって、如何に実践に繋げ、如何に自分の信仰に深みを与えていくかが重要になってきます。
単に、物語や歴史的事象を読み解くだけに満足してはいけないのです。
如何に己の信仰に活かし、実践していけるかが重要なのです。
そのことを、常日頃から教えてくださっているのがRAPTさんです。
○RAPT有料記事762(2023年7月29日)全てのよこしまな心をなくし、神様をまっすぐに一筋の心で愛してこそ、真理を無限に悟り、吸収し、サタンに完全に勝利し、偉大な大使徒へと成長できる。
このRAPTさんの御教えを念頭に置きながら、今後も聖書紹介を続けていきたいと思います。
そこで今回は、「ペトロの手紙一1章」を紹介します。
このペテロの手紙は、小アジアの各地に住んでいるキリスト信仰者の共同体に宛てられた公開書簡です。
1章の冒頭に出てくる「ポントス、ガラテヤ、カパドキア、アジア、ビティニア」は、小アジア(現在のトルコ)に属する地域の名前です。
これらの地域に住む当時のキリスト信仰者たちは、その多くは異邦人であり、先祖代々から伝わる風習や慣習から如何に抜け出し、キリスト信仰者として全うできるかが問われていたと思われます。
キリストの道を歩むということは、自分が生まれ育ってきた地域の宗教や文化を捨てることになるわけですから、当然、周囲の反発と抵抗は相当なものであったことが想像できます。
自分が住んでいる地域の人々だけでなく、自分の家族からも嫌われ、弾圧を受けていた者も少なからずいたことでしょう。
ローマ皇帝も庶民も、あらゆる階層の人々は彼らを憎悪し、あらゆる点においてキリスト信仰者を悪者扱いし、処罰の対象とし、流血の事態もあったことが知られています。
主キリストを仰ぎ、信仰の道を純粋に、一途に励もうとすればする程、キリスト信仰者への迫害は増すばかりだったのです。
このような状況において、キリスト信仰者はいったいどのような行動を取るべきなのでしょうか?
そんな彼らを助言し、勇気付け、慰めるために書かれたのがこのペテロの手紙なのです。
この手紙からは愛と平和が伝わってきます。
現代に生きる私たち信仰者にとっても、多くの示唆を与えてくれるこの手紙を、じっくりと噛み締めて読み進めて行きたいと思います。
それでは、「ペトロの手紙一1章」の本文に入っていきましょう。
(新約聖書〈新共同訳〉より抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ペトロの手紙一1
挨拶
1イエス・キリストの使徒ペトロから、ポントス、ガラテヤ、カパドキア、アジア、ビティニアの各地に離散して仮住まいをしている選ばれた人たちへ。
2あなたがたは、父である神があらかじめ立てられた御計画に基づいて、“霊”によって聖なる者とされ、イエス・キリストに従い、また、その血を注ぎかけていただくために選ばれたのです。
恵みと平和が、あなたがたにますます豊かに与えられるように。
生き生きとした希望
3わたしたちの主イエス・キリストの父である神が、ほめたたえられますように。
神は豊かな憐れみにより、わたしたちを新たに生まれさせ、死者の中からのイエス・キリストの復活によって、生き生きとした希望を与え、4また、あなたがたのために天に蓄えられている、朽ちず、汚れず、しぼまない財産を受け継ぐ者としてくださいました。
5あなたがたは、終わりの時に現されるように準備されている救いを受けるために、神の力により、信仰によって守られています。
6それゆえ、あなたがたは、心から喜んでいるのです。
今しばらくの間、いろいろな試練に悩まねばならないかもしれませんが、7あなたがたの信仰は、その試練によって本物と証明され、火で精錬されながらも朽ちるほかない金よりはるかに尊くて、イエス・キリストが現れるときには、称賛と光栄と誉れとをもたらすのです。
8あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。
9それは、あなたがたが信仰の実りとして魂の救いを受けているからです。
10この救いについては、あなたがたに与えられる恵みのことをあらかじめ語った預言者たちも、探求し、注意深く調べました。
11預言者たちは、自分たちの内におられるキリストの霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光についてあらかじめ証しされた際、それがだれを、あるいは、どの時期を指すのか調べたのです。
12彼らは、それらのことが、自分たちのためではなく、あなたがたのためであるとの啓示を受けました。
それらのことは、天から遣わされた聖霊に導かれて福音をあなたがたに告げ知らせた人たちが、今、あなたがたに告げ知らせており、天使たちも見て確かめたいと願っているものなのです。
聖なる生活をしよう
13だから、いつでも心を引き締め、身を慎んで、イエス・キリストが現れるときに与えられる恵みを、ひたすら待ち望みなさい。
14無知であったころの欲望に引きずられることなく、従順な子となり、15召し出してくださった聖なる方に倣って、あなたがた自身も生活のすべての面で聖なる者となりなさい。
16「あなたがたは聖なる者となれ。
わたしは聖なる者だからである」と書いてあるからです。
17また、あなたがたは、人それぞれの行いに応じて公平に裁かれる方を、「父」と呼びかけているのですから、この地上に仮住まいする間、その方を畏れて生活すべきです。
18知ってのとおり、あなたがたが先祖伝来のむなしい生活から贖われたのは、金や銀のような朽ち果てるものにはよらず、19きずや汚れのない小羊のようなキリストの尊い血によるのです。
20キリストは、天地創造の前からあらかじめ知られていましたが、この終わりの時代に、あなたがたのために現れてくださいました。
21あなたがたは、キリストを死者の中から復活させて栄光をお与えになった神を、キリストによって信じています。
従って、あなたがたの信仰と希望とは神にかかっているのです。
22あなたがたは、真理を受け入れて、魂を清め、偽りのない兄弟愛を抱くようになったのですから、清い心で深く愛し合いなさい。
23あなたがたは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神の変わることのない生きた言葉によって新たに生まれたのです。
24こう言われているからです。
「人は皆、草のようで、その華やかさはすべて、草の花のようだ。
草は枯れ、花は散る。
25しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。」
これこそ、あなたがたに福音として告げ知らされた言葉なのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(ペトロの手紙一1章より)
聖なる神様、ありがとうございます。
神様があらかじめ立てられた御計画に基づいて、私たちを“霊”によって聖なる者へと導き、イエス・キリストの血を私たちに注ぎかけてくださっていることに感謝します。
恵みと平和が、私たちにますます豊かに与えられますように。
私たちの主イエス・キリストの父である神様が、ほめたたえられますように。
神様は豊かな憐れみにより、私たちを新たに生まれさせ、死者の中からのイエス・キリストの復活によって、生き生きとした希望を与え、また、私たちのために天に蓄えられている、朽ちず、汚れず、しぼまない財産を受け継ぐ者としてくださいました。
私たちは、終わりの時に現されるように準備されている救いを受けるために、神様の御力により、信仰によって守られていると信じています。
それゆえ、私たちは、心から喜んでいるのです。
この終わりの時、今しばらくは、いろいろな試練に悩まねばならないかもしれませんが、私たちの信仰は、その試練によって本物と証明されなければなりません。
火で精錬されながらも朽ちるほかない金よりはるかに尊くて、イエス・キリストが再臨されるときには、称賛と光栄と誉れとをもたらすものでなければならないのです。
私たちは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。
それは、私たちが信仰の実りとして魂の救いを受けているからです。
この救いについては、私たちに与えられる恵みのことをあらかじめ語った預言者たちも、探求し、注意深く調べました。
預言者たちは、自分たちの内におられるキリストの霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光についてあらかじめ証しされた際、それがだれを、あるいは、どの時期を指すのか調べたのです。
彼らは、それらのことが、自分たちのためではなく、今の私たちのためであるとの啓示を受けました。
それらのことは、天から遣わされた聖霊に導かれて福音を私たちに宣布してくださる中心者が、この地に登場されることを意味します。
新約時代においては、イエス・キリストから始まり、成約時代においては、RAPTさんが最後の使命者として、その任を果たされているのです。
だから、いつでも心を引き締め、身を慎んで、イエス・キリストが再臨されるときに与えられる恵みを、ひたすら待ち望み、多くの者と分かち合えることを楽しみにしながら祈り求めるのです。
無知であったころの欲望に引きずられることなく、神様に認められるまでに従順な者となり、召し出してくださった聖なる方に倣って、私たち自身も生活のすべての面で聖なる者となることが重要なのです。
「あなたがたは聖なる者となれ。
わたしは聖なる者だからである」と書いてあるからです。
人それぞれの行いに応じて公平に裁かれる方である神様を畏れ、憐れみを持って救いの手を差し伸べてくださる神様を一途に愛します。
私たちが先祖伝来のむなしい生活から贖われたのは、金や銀のような朽ち果てるものにはよらず、きずや汚れのない小羊のようなキリストの尊い血によるのです。
キリストは、天地創造の前からあらかじめ知られていましたが、この終わりの時代に、私たちのために現れてくださいました。
私たちは、キリストを死者の中から復活させて栄光をお与えになった神様を、キリストによって信じています。
従って、私たちの信仰と希望とは神様にかかっているのです。
私たちは、真理を受け入れて、魂を清め、偽りのない愛を抱くようになったのですから、清い心で神様と深く愛し合わなければなりません。
神様と愛を成すことが私たち人類の存在理由であり、神様の創造目的であることを、今こそ思い起こす必要があるのです。
私たちは、朽ちる種からではなく、朽ちない種から、すなわち、神様の変わることのない生きた言葉によって聖霊を受け、霊魂を成長させることによって生まれ変わり、神様の栄光を現す者となれるのです。
こう言われているからです。
「人は皆、草のようで、その華やかさはすべて、草の花のようだ。
草は枯れ、花は散る。
しかし、主の言葉は永遠に変わることがない。」
これこそ、私たちに福音として告げ知らされた言葉なのです。
なので、私たち一人一人には重要な使命があることに気づかなければなりません。
その使命とは、「御言葉」を多くの人々に告げ知らせることです。
それが、神様が最も喜んでくださることであり、神様との愛をさらに燃え立たせてくれるものであるからです。
それが、天のために勤勉に働く者としての証明になるからです。
どうか神様、この私を天のために勤勉に働く者にしてください。
エステルのように天の歴史のために密かに祈り、天の歴史のために密かに義の条件を立てる者となれますように。
天のために真に必要な働きが成せるように導いてくださいますように。
天から豊かに報酬が与えられていることに気づいた私は、もはや天から離れることができません。
絶対に、神様から離れたくないのです。
どうか神様、私も含めて多くの人々が天のために必要な働きを成すことができる者となれますように。
たとえ人目につくような働きをしていなくても、自分は天にとって真に必要な働きをして、天から必要とされているのだと信じて励みます。
天から真に必要とされる働きをする者となり、天から豊かに報酬を与えられる者となれますように。
人知れず陰で祈ります。
人から認められるために義を行うのではなく、神様から認められるために義を行う者となれますように。
パウロが「食べるにしろ着るにしろ、全てを神の栄光のために行いなさい」と言ったように、この世でどんなことをするにしても天を意識して生活します。
たとえ人から認められようと認められまいと関係なく、ひたすら義の条件を立てつづける者となれますように。
神様は私の弱さと欠点を克服できるように導き育て、最終的には神様の恋人として天に迎え入れてくださると信じます。
世の中に意識を向けるのではなく、絶えず天に意識を向けるように努めます。
どんなことをするにしても、天に意識を向けて行う習慣を身につけることができますように。
只々、天に意識を向けて、神様と愛を成すことができますように。
私たち一人一人が、天にとって真に必要な働きを成し、霊肉ともに豊かな報酬を受けて生きる者となりますことを心から祈ります。
そして、どうか神様、RAPTさんの「御言葉」がこれからも私たちの進む道を明るく照らす希望の光となって、全世界で輝き続けられますように。
RAPTさんの「御言葉」を学ぶ一人一人が神様の“霊”と繋がって、輝かしい栄光への道を突き進む者となれますように。
サタンや悪人がすべて滅び去り、この世から全ての悪が消滅し、この世が神様の統治する義なる世界となって、千年王国の歴史が速やかに成されていきますように。
これら全てのことに感謝して、愛する主の御名によって祈ります。
アーメン。
(2024.12.26)